学び方・スクール

【必須資格なし】CGデザイナーの資格|役立つ検定5つと資格より大事なこと

【必須資格なし】CGデザイナーの資格|役立つ検定5つと資格より大事なこと
映像の仕事、どう始める?編集部

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

CGデザイナーを目指すなら、まずは資格を取っておいたほうがいいのかな。そう考えて調べ始めたものの、どの資格が役に立つのか、そもそも資格が要るのかよく分からない。そんな人は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、CGデザイナーに必須の資格はありません。厚生労働省の職業情報サイト「job tag」でも、CG制作の仕事に関連する資格はないとされています。採用で見られるのは、資格よりも作品(ポートフォリオ)です。

それでも、CGの基礎を順番に学ぶ目安として、資格が役に立つ場面はあります。この記事では、CGデザイナーに役立つ資格と検定の中身、受験料と合格率、職種別のおすすめ、そして資格より先にやるべきことまでを整理しました。

先に結論

CGデザイナーに必須の資格はありません。取るなら、CG全般の基礎を問う「CGクリエイター検定」が第一候補です。ただし採用で見られるのは作品なので、資格の勉強と同時に作品づくりを始めてください。学校で基礎から作品まで学びたい人は、アミューズメントメディア総合学院の資料で、2年間で何を学べるかを確かめるところから始めましょう。

CGデザイナーをめざして、何から学ぶか考えている人へ

迷ったらアミューズメントメディア総合学院の資料請求が一番です

3DCGを2年間で学ぶ「アニメ・ゲーム・3DCG学科」がある学院です。資格の知識だけでなく、作品づくりと共同制作を通して学べる環境を資料で確かめてください。

  • 3DCGの学科あり
  • 共同制作の実習4回
  • オンライン個別相談会

今すぐ資料を請求する →

公式サイトに移動します

CGデザイナーに必要な資格はある?結論は「必須資格なし」(cgデザイナー 必要 な 資格)

まずは、公的な資料で確かめておきましょう。job tagの「CG制作」には、入職に特に学歴や資格は必要とされないと書かれています。関連資格の欄も「関連する資格はありません」です。

そのうえでjob tagには、動画や教則本でスキルを身につけて応募する人が多いこと、中途採用ではCG制作の経験者が求められることも書かれています。CGの仕事は、資格より「何を作れるか」で判断される仕事だということですね。

CGデザイナーの採用で見られるものの重さ。ポートフォリオが一番重く、次にソフトの操作スキル、資格は基礎を学んだ証明として補助的に役立つことを示した図

資格が役に立つ3つの場面

必須ではないとはいえ、資格がまったく意味がないわけではありません。次のような場面では役に立ちます。

  • 学ぶ順番の目安にしたいとき:試験の範囲に沿って勉強すると、CGの基礎を抜けなく身につけられます。
  • 未経験で、基礎を学んだことを示したいとき:作品がまだ少ない段階では、勉強した証明になります。
  • 自分の理解度を確かめたいとき:独学だと、知識の抜けに気づきにくいものです。

反対に、資格はあっても作品がない、という状態では採用ではほとんど評価されません。資格は作品の代わりにはならない、と覚えておきましょう。

CGデザイナーにおすすめの資格5つ|受験料・合格率・難易度(cgクリエイター 資格)

CGデザイナーに役立つ主な資格と検定を、5つにまとめました。

資格・検定主催内容向いている人
CGクリエイター検定CG-ARTS2D・3DのCG、映像制作の知識CGデザイナー全般
CGエンジニア検定CG-ARTSCGの技術・プログラミングの知識テクニカル寄りの職種
画像処理エンジニア検定CG-ARTS画像処理の技術の知識VFX・コンポジット・技術職
色彩検定色彩検定協会色の理論と使い方テクスチャ・ライティング・2D
ソフトの認定資格各ソフトの会社などPhotoshop・Illustratorやソフトの操作操作スキルを示したい人

このうち、CGデザイナーを目指す人にまずおすすめしたいのは、CG全般の基礎を問うCGクリエイター検定です。ほかの資格は、目指す職種に合わせて追加で考えれば十分です。

CGクリエイター検定とは?ベーシックとエキスパートの違い

CGクリエイター検定は、公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS)が行っている検定です。公式サイトでは「CGで表現する」デザイナー、クリエイターのための検定と紹介されています。

出題される内容

デザインや2次元CGの基礎から、構図やカメラワークなどの映像制作の基本、モデリングやアニメーションなどの3次元CGの手法やワークフローまで、表現に必要な幅広い知識が問われます。想定されている職種は、CGデザイナー、ゲームクリエイター、CGディレクター、CGモデラー、CGアニメーター、グラフィックデザイナーなどです。

ベーシックとエキスパートの違い

レベル測る内容受験料(税込)
ベーシック2次元CGと3次元CG、デザインの基礎的な理解と、CGの静止画制作に知識を使う力6,050円
エキスパート3次元CGと映像制作の専門的な理解と、3次元CG映像の制作に知識を応用する力7,150円

受験料はCG-ARTSの検定案内ページの金額です(2026年10月時点)。誰でも受験でき、試験はマークシート形式です。

試験の時期と合格率

試験は年2回で、2026年は前期が7月12日、後期が11月29日に行われます。

CGクリエイター検定の2026年度前期の結果、ベーシックの合格率58.58%、エキスパートの合格率15.67%を比べた図

CG-ARTSの公表では、2026年度前期の合格率はベーシックが58.58%(応募者1,835人)、エキスパートが15.67%(応募者1,316人)でした。ベーシックは基礎を固めれば手が届き、エキスパートはしっかりした対策が必要なレベルだと分かりますね。

勉強のしかた

CG-ARTSの公式ページでは、対応書籍として『CGクリエイター検定エキスパート・ベーシック公式問題集[改訂第二版]』が案内されています。出題の範囲は『入門CGデザイン』に沿っていて、2026年2月に第二版が出たため、移行期間中は旧版と新版に共通する内容から出題されると注記されています。過去問題も公式サイトからダウンロードできます。

おすすめは、まずベーシックで基礎を固め、作品づくりを進めながらエキスパートを目指す順番です。テキストで学んだ知識を、BlenderなどのCGソフトで実際に試すと、ぐっと身につきやすくなります。

試験までの進め方の例

試験日から逆算して、次のような順番で進めると無理がありません。期間は目安なので、自分の時間に合わせて調整してください。

  1. まず過去問題を1回解いてみる:今の自分に足りない分野を知ります。
  2. テキストで足りない分野を学ぶ:分からない用語は、CGソフトで実際に試しながら覚えます。
  3. 問題集をくり返す:間違えた問題に印をつけ、解けるまで何度も解きます。
  4. 直前に過去問題をもう一度解く:時間を計って、本番と同じように解きます。

合格したら、履歴書とポートフォリオに書く

合格した資格は、履歴書の資格欄に正式な名前とレベル(ベーシック・エキスパート)を書きます。ポートフォリオの自己紹介にも一言添えておくと、基礎を学んできたことが伝わります。ただし主役はあくまで作品です。資格は「作品を支える知識がある」ことを示す補足として使いましょう。

3DCGデザイナー・3DCGクリエイターに役立つ資格(3dcgデザイナー 資格)

3DCGデザイナーを目指すなら、まずCGクリエイター検定(特にエキスパート)が中心になります。エキスパートは、3次元CGと映像制作の専門的な知識を問う内容だからです。

そのほか、ソフトの会社が行っている操作の認定資格もありますが、3DCGの現場ではソフトの資格より「そのソフトで何を作ったか」が重く見られます。Blenderのように無料で使えるソフトは、公的な資格が少ない分、作品がそのまま評価の中心になります。

ゲームCGデザイナー・ゲームグラフィックデザイナーに役立つ資格

ゲームのCGデザイナーを目指す場合も、資格より作品が中心です。役立つ資格を挙げるなら、CGクリエイター検定と、色の扱いを体系的に学べる色彩検定です。

ゲームのCGでは、ポリゴン数やテクスチャの大きさといった、データ量の制約の中で作る力が求められます。資格の勉強だけでは身につかない部分なので、ゲームエンジンで動く作品を作って確かめましょう。ゲームの職種別の資格は、ゲームクリエイターの資格の記事でくわしく整理しています。

VFXクリエイターに役立つ資格(vfxクリエイター 資格)

映画やCMのVFX(実写とCGの合成など)を目指す場合は、CGクリエイター検定のエキスパートで映像制作の知識を固め、技術寄りの仕事に進むなら画像処理エンジニア検定やCGエンジニア検定も候補になります。

ただしVFXの採用では、HoudiniやNukeなどで作った作品を見せる「デモリール」が何より重視されます。資格は知識の土台づくりと考え、作品づくりを優先してください。

編集部メンバーの話

映像やCGの現場で、資格の名前を聞かれる場面はあまりありません。それより「この作品のこの部分は、どうやって作ったの?」と作り方を聞かれることがほとんどです。資格の勉強で得た知識を、自分の作品で説明できるようにしておくと、面接でも強い武器になりますよ。

資格より大事なこと①ポートフォリオ(作品集)

CGデザイナーの採用で一番重く見られるのは、ポートフォリオです。作品を通して、何を作れるか、どこまで作り込めるかが判断されます。

ポートフォリオを作るときのポイントは次のとおりです。

  • 目指す職種(モデラー、アニメーター、エフェクトなど)を1つ決め、その職種の作品を中心にする
  • 一番自信のある作品を最初に置く
  • 作品ごとに、使ったソフト、制作期間、担当した工程を書き添える
  • 完成画像だけでなく、ワイヤーフレームなどの工程も見せる

資格の勉強に時間をかけすぎて、作品が1つもない、という状態にならないように気をつけてください。資格の勉強1時間につき、作品づくりにもそれ以上の時間をかけるくらいの気持ちでちょうどいいですよ。

資格より大事なこと②ソフトの操作スキルと学び方

CGデザイナーの仕事では、Maya、3ds Max、Blender、ZBrush、Substance 3D Painter、Houdini、After Effectsなどのソフトが使われます。目指す業界でよく使われるソフトを1つ選び、作品を作りながら覚えていくのが基本です。

学び方は、大きく3つあります。

学び方期間の目安向いている人
専門学校など(2年制)2年基礎から作品づくり、チーム制作まで学びたい人
社会人向けスクール1年前後働きながら学びたい人
独学自分しだい自分で計画を立てて作り続けられる人

検定の範囲は知識なので、テキストだけで合格はできます。ただ、ソフトの操作と作品づくりは、手を動かして誰かに見てもらわないと伸びにくい部分です。高校生や20代前半で、CGを本格的に仕事にしたいなら、作品を作って直してもらう時間を2年かけて取れる学校が一番確実な道です。アミューズメントメディア総合学院の「アニメ・ゲーム・3DCG学科」は2年制で、ゲーム開発とアニメ制作の共同制作実習が計4回あり、検定で学ぶような知識を実際の制作で使う経験が積めます。

アミューズメントメディア総合学院|資格より先に作品力を学校で身につけるならここが一番

よいところ

  • 3DCGを学ぶ「アニメ・ゲーム・3DCG学科」(2年制)がある
  • 1年次・2年次で計4回の共同制作実習
  • 学内で商用ゲームを開発する「AMGゲームス」がある
  • オンライン説明会・オンライン個別相談会がある

注意点

  • 東京校での通学が中心
  • 卒業まで2年間通う時間が必要

今すぐ資料を請求する →

アミューズメントメディア総合学院が合う人

  • 高校生・20代前半で、CGを本格的に学びたい
  • 資格の知識だけでなく、作品を作れるようになりたい
  • チームで作品を作る経験を積みたい
  • ゲームやアニメのCGに関わりたい

アミューズメントメディア総合学院が合わない人

  • 働きながら、資格の勉強だけを進めたい
  • すでにCGの実務経験がある
  • 通学が難しく、オンラインだけで学びたい

独学で始めたい人はBlender初心者ガイドから、CGデザイナーになるルートを全体で比べたい人はCGデザイナーになるには?の記事から読んでみてください。

学校をもっと詳しく比べたい人へゲーム・CGが学べる専門学校の選び方を読む →

CGデザイナーの年収と将来性|資格で年収は上がる?

job tagの「CG制作」では、年収は539.6万円です(令和7年賃金構造基本統計調査)。ただしこれは、ほかのデザイナーも含む「その他のデザイナー」という広い職業分類の値なので、目安として見てください。

では、資格を取れば年収は上がるのでしょうか。CGの仕事は、作品と実務経験で任される範囲が決まり、それが収入につながっていきます。資格そのものが年収を押し上げる場面は多くないと考えておきましょう。資格手当があるかどうかは会社によって違うので、気になる人は求人票で確かめてください。年収のくわしい読み方はCGデザイナーの年収の記事で解説しています。

CGデザイナーの資格でよくある質問

資格がないと、CGデザイナーとして就職できませんか?

就職できます。job tagでも、入職に特に学歴や資格は必要とされないとされています。採用で見られるのは作品なので、資格がなくてもポートフォリオが良ければ評価されます。

CGクリエイター検定は、独学でも合格できますか?

できます。公式問題集や過去問題が用意されているので、独学で受ける人もいます。ベーシックから始めて、慣れてきたらエキスパートに挑戦するのがおすすめです。

高校生でもCGクリエイター検定を受けられますか?

受けられます。CG-ARTSの検定は、誰でも受験できると案内されています。進学前に基礎を固めたい高校生にも向いています。

資格と作品づくり、どちらを先にやるべきですか?

作品づくりを先に始めてください。資格の勉強は、作品づくりで分からないことが出てきたときに、知識を補うために使うと効率的です。両方を並行して進めるのが理想ですよ。

進学先を比べてから決めたい人へ専門学校の選び方と5つの基準を読む →

まとめ|資格は基礎の目安。先に作品づくりを始める

CGデザイナーに必須の資格はありません。取るなら、CG全般の基礎を問うCGクリエイター検定が第一候補で、まずはベーシック、次にエキスパートという順番がおすすめです。

ただし、採用で見られるのは作品です。資格の勉強と同時に、作品づくりを始めてください。学校で基礎から作品まで学びたい人は、アミューズメントメディア総合学院の資料を取り寄せて、2年間で何を学べるかを確かめるのが次の一歩です。

CGデザイナーへの一歩を決めたい人へ

資格より先に、学べる中身を資料で確かめましょう

アミューズメントメディア総合学院の資料で、アニメ・ゲーム・3DCG学科のカリキュラムや入学の詳細を確認できます。遠方の人向けに、オンライン説明会やオンライン個別相談会もあります。

  • 2年間の3DCG学科
  • AMGゲームス
  • オンライン説明会あり

今すぐ資料を取り寄せる →

公式サイトに移動します

ABOUT ME
記事URLをコピーしました