【決定版】無料LUTおすすめ7選|ダウンロード先と当て方

無料LUTって色々あるけど、結局どれが使えるの?商用利用OKなのは…?
無料LUTって、検索すると配布サイトがめちゃくちゃ多くて、どれを使えばいいか迷うんですよね。クオリティもピンキリで、商用利用OKかどうかも各サイトで違う。僕も最初の年、片っ端からDLして3GBのフォルダになって途方に暮れた経験があります。
結論を先に言うと、定番7本だけ押さえれば、無料でも作品クオリティが一段上がる。Logも対応、商用利用OK、現役MV案件でも使える基準で厳選しました。DaVinci/Premiereどちらでも使えるラインナップです。
今回は、現役MVクリエイターとして年20本以上カラグレで使ってきた人間として、無料LUTおすすめ7選とダウンロード先・当て方を全部まとめます。「無料LUT探しの最終回答」を目指した内容です。
- 無料LUTおすすめの選び方|品質/汎用性/ライセンスの3基準
- 厳選7本のダウンロード先と特徴(DaVinci内蔵+外部6本)
- 各LUTの「合う素材」と「向き不向き」の見極め
- 無料LUTを使うときの商用利用・組み合わせ・精度の注意点
- 無料から有料LUTへ移るタイミングの判断基準
- 合う人・合わない人の見極め方
無料LUTおすすめの選び方|3つの基準(品質/汎用性/ライセンス)

無料LUTを選ぶ前に、まず「これを満たしてないと使えない」3つの基準を頭に入れておきましょう。検索結果の上位にあるからって、全部が現場で使えるわけじゃないんですよね。
基準①|素材形式(Log/Rec.709)に対応してるか
LUTには「Log素材用」と「Rec.709素材用」があります。撮影しているフォーマットと合わないLUTを当てると、色が破綻して使い物になりません。
Sony S-Log3で撮ってるなら「S-Log3対応」、Canon C-Log3なら「C-Log3対応」と明記されたLUTを選ぶ。Rec.709素材なら「Rec.709→cinematic」など出力が明記されてるものを。素材とLUTの組み合わせが合ってるかは、必ずダウンロード前に確認です。
基準②|商用利用の可否
無料LUTでも「個人利用のみ」「商用は別途有料」と分かれているものがあります。MV/PV案件で使う前提なら、「商用利用OK」のライセンスのみを選ぶのが基本。
各配布サイトのライセンスページを必ず確認してから使う癖をつけましょう。「無料だから自由に使える」と勘違いしてクライアント案件で使うとトラブルになる場面もあります。
基準③|配布元の信頼性
変なサイトからLUTをDLすると、マルウェア混入や、LUTファイル自体の品質が低いこともあります。海外の大手配布サイト・有名映像クリエイターの公式配布など、信頼できる場所からだけ落とすのが安全。
今回紹介する7本は、すべて商用利用OK・大手配布元(または実績ある映像作家公式)で、現役MV案件でも使える水準のものに絞っています。
無料LUTおすすめ①〜③|定番3本(実体験ベース)

まずは「これだけは押さえておきたい定番3本」。実際に僕が現役MV案件で何度も使ってきた、信頼性も使い勝手もトップクラスのラインナップです。
①DaVinci Resolve内蔵LUTパック|まず試すべき定番
DaVinci Resolveをインストールすると最初から多数のLUTがバンドルされている状態。Film Looks / Camera / VFX / Sample など用途別に整理されていて、これだけでもかなり遊べます。
提供:Blackmagic Design(DaVinci Resolve 同梱)
本数:多数(Camera変換LUT・Film Looksなど用途別)
商用利用:OK(DaVinci利用規約準拠)
入手方法:DaVinci Resolve(無料版でも可)をインストール
公式:blackmagicdesign.com/products/davinciresolve
強みは「カメラ別Log→Rec.709変換LUT」が揃っていること。「Sony S-Log3 to Rec.709」みたいな素材変換LUTは、これだけで他のLUTにお金を払う必要がほぼなくなる便利さです。
②RocketStock「35 Free LUTs」|フィルム調の定番
映像素材販売の老舗RocketStockが配布している無料35本パック。シネマティック・モノクロ・フィルム調まで幅広く、最初の追加LUTとして圧倒的に人気です。
提供:RocketStock(Shutterstock系)
本数:35本
商用利用:OK(公式ライセンス要確認)
入手方法:公式ページからメール登録でダウンロード
公式:rocketstock.com/free-after-effects-templates/35-free-luts
クオリティは無料とは思えないレベルで、MVのサビ部分にちょっと当てるだけで一気に映画的になる優秀さ。最初に1本だけDLするならこれをおすすめします。
③Ground Control Color|シネマ系の本格無料LUT
Ground Control Colorは本格的なシネマ系LUTを無料公開している配布サイト。フィルム調・パステル調・コントラスト系などのナチュラル系LUTパックが揃っていて、落ち着いた映像にぴったり。
提供:Ground Control Color
本数:フリーパック各種
商用利用:OK(要ライセンス確認)
入手方法:公式ページからメール登録で無料DL
公式:groundcontrolcolor.com
強みはフィルム調の質感再現。パステル系・コントラスト系・モノクロ系などナチュラル系のラインナップが揃っているので、レトロ感やノスタルジック表現がしたい時に重宝します。
無料LUTおすすめ④〜⑤|サンプル系2本
有料LUTパックの「無料サンプル版」として配布されているLUTも、実はクオリティが高くておすすめ。「気に入ったら有料へ」の動線になっているので、本気度の高い無料LUTが手に入ります。
④Lutify.me 無料サンプル|プロ系LUT配布の老舗
Lutify.meは有料LUTのサブスクリプションサービスですが、無料サンプル版を数本配布しています。有料版を試したい人向けですが、サンプルだけでも十分使えるクオリティ。
提供:Lutify.me
本数:無料サンプル数本
商用利用:OK(ライセンス要確認)
入手方法:メール登録で無料サンプルDL
公式:lutify.me
カメラ別最適化(Sony・Canon・Panasonic他)に分かれているのが特徴。無料サンプルでも自分のカメラ用LUTが入手できるので、まずは試してみる価値ありです。
⑤Color Grading Central|ハリウッド映画系の70本パック
Color Grading Centralは映像カラリストのDenver Riddle氏が運営する配布サイトで、ハリウッド映画にインスパイアされた70本のシネマ系無料LUTパックを公開しています。
提供:Color Grading Central(Denver Riddle氏運営)
本数:シネマ系Free LUTsパック(ハリウッド映画インスパイア系・70本)
商用利用:OK(公式ライセンス要確認)
入手方法:メール登録で無料DL
公式:colorgradingcentral.com/free-luts
ハリウッド作品の色味をベースにしたLUTが揃っていて、シネマティックな仕上がりが得意。プロフェッショナル系の現場でも参考にされることが多いラインです。
無料LUTおすすめ⑥〜⑦|映像クリエイター配布2本
有名映像クリエイターが自身の作品で使っているLUTを無料配布しているケースも多数。本人の作品で実証済みのクオリティなので、安心して使えます。

有名な人のLUT使うと、なんかその人っぽい雰囲気出るから楽しい。
⑥Peter McKinnon 系 配布LUT
カナダの人気映像系YouTuber Peter McKinnon は過去にいくつか無料LUTを配布しています。コントラスト強めでSNS映え系の色味が特徴。
配布LUTは時期によって入手経路が変わるので、彼の公式サイトとYouTube概要欄を都度チェックする必要あり。「Peter McKinnon LUT free」で検索すれば最新の配布元にたどり着けます。
強みはSNS/Vlog系で映える濃いめのコントラスト。シネマティックよりもパキッとした見栄え重視の映像に合うラインです。
⑦Daniel Schiffer / Brandon Li 系 配布LUT
Daniel SchifferやBrandon Liといった映像YouTuberも、自身のYouTube概要欄や有料コース付録で無料LUTを配布しています。シネマティックVlog系の色味を学べる教材としても優秀。
これらは時期によって入手経路が変わる(配布終了 / 有料化 / 新パック追加 など)ので、見つけた時にDLしてストックしておくのがコツ。各クリエイターの公式SNSをフォローしておくと配布情報が拾えます。
YouTuber系LUTは「その作家っぽさ」を再現できる教材的な価値もあって、自分のスタイルを作る勉強として優秀ですよ。
無料LUTを当てるときの3つの注意点|商用利用/精度/組み合わせ

無料LUTをダウンロードしたら、使う前に必ず押さえておきたい3つの注意点があります。ここを飛ばすと、せっかくの無料LUTが「使えないファイル」に化けます。
注意①|ライセンス確認は必ず
「無料」とは書いてあっても、商用利用は別途料金が発生するLUTもあるので、配布ページのライセンスは必ずチェック。MV/PV案件で使うなら「商用利用OK」を明示しているもの一択です。
ライセンス文が英語なら「commercial use」「royalty-free」のキーワードを必ず確認。グレーなまま使うと、後日トラブルになる可能性があります。
注意②|素材形式(Log/Rec.709)の合致
LUTには「Log素材用」「Rec.709素材用」があって、合わない組み合わせだと色が破綻します。Log素材にRec.709用LUTを当てると暗くなりすぎる、みたいな事故が起きやすい。
対処は、配布ページで「Sony S-Log3 to Rec.709」「Rec.709 Look」など出力先を確認すること。素材とLUTの組み合わせが合ってないと感じたら、DaVinciのCSTで素材を中立に戻してからLUTを当てる流れがおすすめです。
注意③|強さは50%前後で当てる
無料LUTは「100%で当てるとビビッドすぎる」傾向があるので、ノードのキー出力ゲインを50%前後に下げて薄めに当てるのがコツ。素材の良さを残したまま世界観だけ足せます。
「LUTを買ったまま100%で当てる」のが初心者あるあるなんですよね。プロは必ず強さを調整して、その上にスキン補正など追加処理を重ねます。
無料から有料LUTへ|ステップアップの判断基準

無料LUTで遊んでいると、いずれ「もっと選択肢が欲しい」「カメラ別最適化が欲しい」と感じる瞬間が来ます。その時が、有料LUTへステップアップするタイミングです。
無料の限界|カメラ最適化の弱さ
無料LUTは「汎用」が多く、カメラごとの色味最適化が甘い。Sony S-Log3用、Canon C-Log3用、ARRI LogC用みたいに機種別に最適化されたLUTは有料の世界に多いです。
毎回スキン補正で時間が取られる、Logからの変換が手間、と感じてきたら、有料LUTで時短する価値が出てきます。
移るタイミング|「気に入った系統が見つかった」時
無料LUTを何本か試して、「この系統が好き」と方向性が見えてきたら、その系統の有料パックに投資するのが効率的。最初から大量に買うより、無料で系統を絞ってから1パック買う方が満足度が高いです。
有料LUTの代表は Lutify.me / Color Grading Central / FilmConvert(プラグイン)/ Booth個人配布 など。1パック数千円〜が相場です。
無料LUTの「合う人・合わない人」
無料LUTは便利ですが、作る映像のジャンルによって、向き不向きが変わるのも事実です。
合う人|時短したい・色を学びたい・予算控えめ
YouTube編集者・MV駆け出し・短納期案件中心の人にとっては、無料LUTは時短ツールとして優秀。「素材を整えて無料LUTを薄く当てる」だけで作品クオリティが一段上がります。
色彩設計を勉強中の人にとっても、無料LUTを分解して「この色をどう作っているか」を学ぶ教材にもなる。コスパも勉強効率も高いです。
合わない人|特定カメラ最適化が欲しい・ハイエンド納品中心
ARRI / RED など映画機材で撮影する案件中心の人や、Netflix納品レベルの色精度が必要な人には、無料LUTでは精度が足りない場面が出てきます。
そういう人は最初から有料LUTパックを買うか、カスタムLUTを自作する流れが現実的。年間の案件規模が大きくなってきたら、有料化を検討するタイミングです。
まとめ|無料LUT 7選+次に有料へ進むタイミング
無料LUTは、定番7本だけ押さえれば作品クオリティが一段上がります。「DaVinci内蔵+RocketStock+Ground Control」の定番3本から始めるのが、迷わない王道ルート。
素材形式(Log/Rec.709)の合致、商用利用ライセンスの確認、強さ50%で当てる、の3点だけ守れば、無料でも現役MV案件レベルの色は出せます。気に入った系統が見つかったら、その時に有料パックへステップアップ、で十分。
無料LUTは「映像のクオリティを底上げする、最初の投資不要のツール」。ここから始めて、徐々に自分の色彩スタイルを作っていきましょう。一緒に映像で食べていける仲間になりましょう!
- 定番3本|①DaVinci内蔵 ②RocketStock 35本 ③Ground Control Color
- サンプル系2本|④Lutify.me ⑤Color Grading Central
- クリエイター配布2本|⑥Peter McKinnon系 ⑦Daniel Schiffer/Brandon Li系
- 選び方3基準|素材形式の合致/商用利用OK/配布元の信頼性
- 注意3点|ライセンス確認/素材形式合致/強さ50%で当てる
- 有料へのステップアップは「気に入った系統が見つかった」時
