【現役直伝】リリックMVの作り方|現役MVクリエイターが1本を5ステップで解説

リリックMVの作り方記事のアイキャッチ(VOL.13・英日ハイブリッド)
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「曲が良いのに、リリックMVのクオリティが追いつかない」
「歌詞テロップを動かしただけのMVに、なってしまう」

そう悩むAE初心者向けに、現役MVクリエイターの私が「1本のリリックMVを作る全工程」を5ステップで解説します。

うちはMVクリエイターとして、リリックMVだけで年間20本以上は手がけています。今回はその実装手順を、初心者でも再現できる形に落とし込みました。想定はAd◯みたいな縦横自在・テキスト主役のリリックMV。ツールは After Effects 中心です。

この記事でわかること
  • リリックMVの全体制作フロー(新5ステップ)
  • STEP1:前準備(Pinterest参照集め・スプシでコンテ・背景素材調達)
  • リリックMV STEP2:音ハメ(BPMマーカー・拍頭/ピーク/子音)
  • STEP3:テキストアニメーション(フォント・配置バリエ6種)
  • STEP4:コンポジット(馴染ませ・カラグレ・文字の質感選択肢)
  • STEP5:書き出し(リリックMVは29.97fps主流)
  • リリックMVの作り方で初心者が必ず引っかかるNGパターン3つ
Contents
  1. リリックMVとは|歌詞を「映像」にするモーショングラフィックス
  2. リリックMVの作り方|制作全体フロー新5ステップで俯瞰
  3. リリックMV STEP1:前準備(コンテ・参照集め・背景素材調達)
  4. リリックMV STEP2:音ハメ(BPMマーカー・拍頭/ピーク/子音)
  5. リリックMV STEP3:テキストアニメーションの作り方(フォント・配置バリエ・乗せ方)
  6. リリックMV STEP4:コンポジット(馴染ませ・最終クオリティ調整)
  7. リリックMV STEP5:書き出しと最終チェック
  8. リリックMVの作り方で初心者が必ず引っかかるNGパターン3つ
  9. まとめ|リリックMVは「コンテと素材」で勝負が決まる

リリックMVとは|歌詞を「映像」にするモーショングラフィックス

リリックMV(Lyric Music Video)とは、楽曲の歌詞を画面にテキストとして表示しながら、音楽と同期した映像演出で見せるミュージックビデオの一形態です。

日本では2010年代後半から増え、現在はメジャーアーティストからインディーズまで、本MVの前に「リリックMV版」が先行公開される流れが定着しています。

技術的にはAfter Effects のテキストレイヤー + キーフレームアニメーション + コンポジットの組み合わせ。映像未経験者でも、5ステップを順番に踏めば1本目から十分見せられる作品になります

リリックMVは「歌詞を読ませる」じゃなくて「歌詞を見せる」もの。読み手は音楽の聴き手であって、文字を読みに来てない。この前提が出発点です。

リリックMVの作り方|制作全体フロー新5ステップで俯瞰

リリックMV1本の制作工程を5ステップに整理しました。現場の実装順とほぼ同じです。

Figure 01: リリックMV制作の新5ステップ(前準備→背景素材→音ハメ→テキスト演出→馴染ませ)

各ステップの所要時間目安(4分の楽曲・中級者の場合):

  • STEP1 前準備:2〜3時間(コンテ作成・背景素材調達)
  • STEP2 音ハメ:3〜4時間(BPMマーカー+キーフレーム)
  • STEP3 テキストアニメーション:5〜7時間(最も時間がかかる)
  • STEP4 コンポジット・馴染ませ:2〜3時間
  • STEP5 書き出し・チェック:1〜2時間

合計で13〜19時間。慣れてくると7〜10時間で1本作れるようになります。

リリックMV STEP1:前準備(コンテ・参照集め・背景素材調達)

一番大事なのは、AEに触る前の工程です。世界観を視覚化して、クライアントと先に合意する。これをやらずにAEを開くと、後工程で何度も作り直す羽目になります

Pinterest で「曲のイメージ」を集める

楽曲を聴きながら、Pinterestで「世界観の参考画像」を15〜30枚収集します。配色・タイポ・モーション系プリセット動画など、なんでもOK。曲のムードに合うピンを集めるのは、コーディネートのムードボードを作るのと同じ感覚。

集めたピンをボードとして1つに保存しておくと、クライアントと共有して「こういう方向性で作ります」と合意が取れます。これだけで初稿の手戻りが半減します

スプレッドシートで「歌詞コンテ」を作る

次に、Google スプレッドシートで歌詞コンテを作ります。これがMV制作の設計図。

縦列に「時間(タイムコード)」「歌詞」「セクション(A・B・サビ)」「演出方針」「背景素材」「テキスト演出」のカラムを置く。各行が1フレーズ分。

スプシ歌詞コンテの推奨カラム
  • TC:0:00〜0:14 など、楽曲のタイムコード
  • 歌詞:1行=1フレーズ単位で記入
  • セクション:イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ・アウトロ
  • 演出方針:「静かに浮かべる」「サビで一気に展開」など短文で
  • 背景素材:使う素材名・URL
  • テキスト演出:フォント・配置・アニメーション

このスプシはクライアントとの確認資料としてそのまま使えます。AEに着手する前にコンテ段階で承認を取れば、修正コストが激減します

「曲を聴き込め」「世界観を体に染み込ませろ」みたいな感性論より、コンテと参照画像で先方と握る方が10倍速い

背景素材を「先に並べてみる」

コンテができたら、AEに着手する前に背景素材を仮配置します。ここがリリックMVの肝で、背景素材が決まらないまま文字を乗せても、最終的に統一感が出ません。

クライアントから決まった素材(ロゴ・実写・MGアセット)が支給されている場合は、それだけでOK。無い場合は、ストック素材か自作VJを用意します。

Figure 02: リリックMV背景素材の調達フロー(クライアント素材/envato/AdobeStock/VJ自作)

ストック素材:envato Elements / AdobeStock の使い分け

リリックMV制作者がよく使う有料ストックは2大サイト:

  • envato Elements:年間サブスク(約$198/年)でVJ素材・MGテンプレート・Loop背景が無制限ダウンロード。リリックMVのVJ系背景に圧倒的に強い
  • Adobe Stock:単品〜サブスク。Premiere/AEから直接検索・配置できるのが便利。実写素材・モーション系ともに豊富
  • 無料派なら MixkitPexels Video も選択肢(クオリティはピンキリ)

VJ素材を自作するパターン

「Adoみたいな曲調で、世界観が特殊」「ストックでは合うものが見つからない」場合は、AEで VJ パターンを自作します。

シェイプレイヤーで幾何パターンを生成→キーフレームで動かすだけでも、VJループとして十分通用します。Trapcode Form/Particularがあれば3D粒子、AE標準でも CC Particle World やシェイプアニメーションで自作可能。

A・B・サビでいくつ素材を使うか

決まったルールはありませんが、現場の感覚として:

  • シンプル系:A・B・サビで1個ずつ(計3〜4個)
  • 展開重視:セクションごと、さらにフィルごとに切り替え(10〜20個)
  • ハイテンション系:1拍ごとに背景を切り替える(極端な例)

楽曲のテンションと「飽きさせない設計」のバランスで決めます。最初は3〜4個の素材で組み立てて、足りなければ追加するのが安全。

AEプロジェクト設定(リリックMVは29.97fps主流)

解像度・フレームレートは公開先で決めます。リリックMVは 29.97fps が事実上のスタンダード。アーティストの公式チャンネルで配信される他のMVと揃えるため、29.97 を選びます。

実写シネマ系(映像作品寄りのMV)では 24fps を使うこともありますが、Adoのようなテキスト主役のリリックMVなら 29.97 一択です。クライアントの納品仕様が指定されていれば、必ずそれに合わせる。

  • YouTube公開:1920×1080 / 29.97fps
  • 4K納品:3840×2160 / 29.97fps(指定された場合のみ)
  • TikTok / IG Reels:1080×1920 縦 / 30fps(別書き出し)

リリックMV STEP2:音ハメ(BPMマーカー・拍頭/ピーク/子音)

背景素材まで決まったら、次は音ハメ。リリックMVの命です。タイポが綺麗でも、音とズレた瞬間に素人っぽさが出ます。逆に音ハメが完璧なら、エフェクトが地味でも「プロっぽい」と感じさせられます。

Figure 03: リリックMVで使う音ハメの3つの基本パターン

まず BPM マーカーを打つ

AEでオーディオレイヤーを読み込んだら、まずBPMにあわせたマーカーをタイムラインに打ちます。手作業で1拍ずつ打つのは時間の無駄なので、BeatEdit(aescripts.com)や aescripts で配布されている無料のBPMマーカー生成スクリプトを使うと一発でマーカーが並びます。

BPM 120 / 4分の楽曲なら、960個の拍マーカーが必要。手打ちだと1時間以上、自動化なら10秒で終わります。

3つの基本音ハメパターン

音ハメは大きく3パターン。すべて使い分けます。

① 拍頭ハメ(Beat Head)

小節の頭、または各拍の頭にテキストを切り替える。Aメロ・Bメロのような落ち着いた展開で使う基本形。

  • 1小節=1〜2行ペース
  • イージング:「ease in 75%、ease out 25%」(後ろ早め)
  • BPMマーカーに正確に合わせるだけ

② ピークハメ(Peak Sync)

サビ・フィル・最高音にハメる。「ドン!」と来る瞬間に動きを合わせる派手な使い方。

  • サビ頭、ブリッジ、ドロップに必須
  • スケールアップ+影/Glow強調と組み合わせる
  • やりすぎると疲れるので、1曲に5〜10回が上限

③ 子音ハメ(Phoneme Sync)

上級テク。ボーカルの「子音」(か行・さ行・た行など破裂音)の1フレームに合わせる。タイトルバックキメ詞のリピートで使うと一気にプロっぽくなる。

  • 波形を50%拡大して、子音の立ち上がりを目視で見つける
  • 1フレーム単位で動きを置く(29.97fpsなら33ms精度)
  • 使うのは1曲に2〜3箇所で十分

音ハメは「楽器のフレーズと一緒に演奏する」感覚で組むと、絶対外さない。歌詞の意味じゃなくて、サウンドのリズムに乗せるのが正解。

リリックMV STEP3:テキストアニメーションの作り方(フォント・配置バリエ・乗せ方)

音ハメが決まったら、テキスト演出を組み立てます。リリックMVの「見た目の主役」です。

やることは大きく3つ:①フォント選び ②配置バリエーション ③アニメーションの付け方。本記事では①と②を中心に解説し、③(テキストアニメーションの具体的な作り方)は別記事シリーズで個別に詳しく解説します。

フォントは1〜2種類だけ選ぶ

リリックMVは「文字が主役」だからこそ、フォントの統一感が命1本のMVで使うフォントは原則1〜2種類まで。例外は「サビだけアクセントフォント」のパターンくらい。

ジャンル別のフォント方向性

STEP1で決めた「世界観」とジャンルから、フォントを決めます。

  • J-POP / バラード → 明朝(游明朝・ヒラギノ明朝)
  • ロック / バンド → 太いサンセリフ(Helvetica Neue Bold・游ゴB)
  • EDM / ダンス / Ado系 → 個性的なディスプレイフォント+ゴシック
  • アイドル / ポップ → 丸ゴシック(Quicksand・Rounded M+)
  • シティポップ → 70’s セリフ(Bodoni・Didot)

歌詞の「乗せ方」6バリエーション

歌詞テキストの配置パターンは、中央配置だけじゃありません。楽曲の展開に合わせて配置を変えるのがリリックMVの腕の見せどころ。

Figure 04: リリックMVのテキスト配置バリエーション6種(中央・サイズ違い・縦書き・バラバラ・円形・斜め)
  • 中央配置(CENTERED):Aメロ・Bメロ向け、落ち着いた読ませ
  • サイズ違い(SIZE MIX)ひらがな・助詞だけ小さく、漢字だけ大きく。リズム感が出る
  • 縦書き(VERTICAL):和ジャンル・しっとり系。1文字ずつ縦に並べる
  • バラバラ配置(SCATTERED):自由配置。ハイテンション曲のフィルで使う
  • 円形配置(CIRCULAR):個性的な見せ方。サビのキメ詞で1〜2回まで
  • 斜め配置(DIAGONAL):動的な印象、ロック・パンク系

1本のMVで全部使う必要はありません。「Aメロは中央・サビは円形」みたいに、セクション単位で配置を切り替えると一気にプロっぽくなります

テキストアニメーションは「別記事シリーズ」で個別解説

リリックMVのテキストアニメーション(タイポモーション)は、個別パターンだけで何十種類もある世界です。文字フェード/タイプライター/グリッチ/スピンイン/スケールアップ/ストロークアニメ/パスアニメ/パーティクル化/……。

それぞれの具体的な作り方は、別記事シリーズとして1パターン1記事ずつ解説していきます。本記事ではあくまで「リリックMVを1本作る全体フロー」に焦点を当て、テキストアニメーションは「3〜5種類のパターンを楽曲に合わせて配置する」とだけ覚えておいてください。

テキストアニメーション 個別解説シリーズ(執筆予定)
  • タイプライター風アニメーション(1文字ずつ表示)
  • 文字単位のスケールアップ・回転
  • グリッチ / RGB分離アニメ
  • ストローク(線)アニメーション
  • パスに沿った文字配置・移動
  • パーティクル化(文字を粒子に分解)
  • マスクを使った段階的表示
  • 影・縁取りのアニメーション

テキストアニメーションは沼で、深掘りすると個別記事30本くらいになります。リリックMV全体の流れがわかってから、気になるアニメ手法を別記事で個別に学ぶのが効率的です。

リリックMV STEP4:コンポジット(馴染ませ・最終クオリティ調整)

テキストアニメーションまで組み終わったら、最後は「馴染ませ」。背景・文字・素材がバラバラのままだと、どれだけ動きを工夫してもチープに見えます。ここで全体トーンを統一させて、リリックMVとしての完成度を上げます。

Figure 05: リリックMV最終調整。全体に効かせる馴染ませと、文字の質感バリエーション8種

A. 全体に効かせる「馴染ませ」レイヤー

完成画を1枚のコンポにまとめて、その上に全体エフェクトを載せます。

  • Lumetri Color(カラグレ):トーン統一の最重要レイヤー。LUTでもOK。詳細はカラーグレーディング完全ガイドを参照
  • Noise / Grain:素材間のフィルム感を出して馴染ませる。ノイズだけで「映画的なまとまり」が一気に出る
  • Vignette(周辺光量落とし):四隅を暗く落として中央に視線誘導
  • Chromatic Aberration(色収差):任意。「ハリウッド予告編」の質感が欲しい時に1〜5px

この4つだけで、背景と文字の「素材っぽさ」が一気に消えて、1本のMVとして繋がります。

B. 文字の質感を選ぶ

文字の見せ方は、曲調・世界観に合わせて選びます。リリックMVでは、シンプルな影だけで成立する曲もあれば、ポップで彩度の高い世界観なら境界線を重ねたりトラックマットでカラフルにする、シネマ系なら発光、レトロならハーフトーン……と、選択肢は8パターン以上あります。

  • Drop Shadow(影だけ):シンプル。読みやすさ重視のリリックMV
  • 境界線3つ重ね(Triple Stroke):ポップ系・アイドル系。色違いで3本縁取り
  • ハーフトーン(Halftone):レトロ系・80s系。網点で文字を構成
  • トラックマット(Track Matte):カラフル素材を文字型に切り抜く。ガーリー系・ポップ系で多用
  • Deep Glow(発光):シネマ系・夜系。文字を物理的に光らせる
  • テクスチャオーバーレイ:紙・布・グランジなどの質感を文字に重ねる
  • ノイズ / 歪み:ローファイ系・グリッチ系
  • 線画(Outline Only):ミニマル系・モード系

Adoみたいなパワー系リリックMVなら、「Drop Shadow + Triple Stroke + ノイズ」の組み合わせで十分に映えます。発光は「夜の質感」「シネマ系」の楽曲で選ぶ、というふうに、楽曲のムードに合わせて使い分けるのが正解。

文字の質感は曲調に合わせるのが鉄則。ポップで明るい曲に発光をかけると逆にチープになるし、シネマ系の暗い曲に影だけだと物足りない。曲を聴いて「この曲の文字はどう光って欲しいか」を都度決めるのが現役の感覚。

リリックMV STEP5:書き出しと最終チェック

完成したら書き出し。リリックMVは 29.97fps が基本、用途別に書き出し設定を変えます。

公開先コーデック解像度・FPSビットレート
YouTube(メイン)H.264 (mp4)1920×1080 / 29.97fps50〜60 Mbps
TikTok / ReelsH.264 (mp4)1080×1920 縦 / 30fps30〜40 Mbps
アーティスト納品Apple ProRes 422 HQ1920×1080 / 29.97fps指定なし
再編集用マスターApple ProRes 4444元解像度 / 元FPS指定なし

YouTubeに高画質で上げたい時は、AE → Adobe Media Encoder で VBR 2パス / ターゲット 50Mbps / 最大 60Mbps がおすすめ。書き出し詳細は After Effects の使い方完全ガイド を参照。

書き出し前の最終チェック5項目

  • テキストの誤字・誤変換がないか(最頻発バグ)
  • 歌詞表示が子音より早すぎ・遅すぎないか(1〜2フレームのズレも目立つ)
  • 音割れ・クリップがないか(ボリュームピーク -3dB 以内)
  • カラグレが過剰すぎないか(暗部が潰れていないか)
  • スマホでも読める文字サイズか(YouTubeの実視聴環境で確認)

リリックMVの作り方で初心者が必ず引っかかるNGパターン3つ

最後に、私が新人MVクリエイターを指導してきた中で、9割の初心者がやらかすNGパターンを3つ共有します。

① 歌詞を「読ませよう」とする

一番多い失敗。歌詞テキストを画面に長く滞在させすぎる人が多いです。リリックMVのテキスト1フレーズの表示時間は1〜2秒で十分。読者は文字を読みに来てなくて、音楽を聴いてるんです。

② フォントを3種類以上使う

「変化があった方が楽しい」と思って、AメロとBメロとサビでフォントを変える初心者がいます。1本のMVで使うフォントは原則1〜2種類まで。例外は「サビだけアクセントフォント」のパターンくらい。

③ 質感エフェクトを全部「最大値」でかける

Deep Glow も Chromatic Aberration も、最大値でかけると「やりすぎ感」が出て安っぽい。基本は控えめにかけて、サビだけ強める。「弱い側で全体を作って、強い側で抑揚をつける」のがプロの組み方です

全部「強」にすると、楽曲のニュアンスが死ぬ。「静と動」が音楽と映像の両方で揃ってる状態が理想。

まとめ|リリックMVは「コンテと素材」で勝負が決まる

リリックMVは音楽の補助です。読ませる映像ではなく、聴かせる音楽を増幅する映像。この前提を忘れずに、5ステップを順番に踏めば、初心者でも見せられる作品が作れます。

本記事のポイントを最後にまとめます。

  • STEP1:Pinterest参照集め+スプシでコンテ→背景素材調達(envato / AdobeStock / VJ自作)
  • STEP2:BPMマーカーを自動生成→拍頭・ピーク・子音にハメる
  • STEP3:フォント1〜2種類+配置バリエ6パターン(テキストアニメは別記事で個別解説)
  • STEP4:馴染ませ(カラグレ・ノイズ・Vignette)+文字の質感は楽曲のムードに合わせて選ぶ(影・境界線・発光・テクスチャ等8パターン)
  • STEP5:29.97fps で書き出し、公開先別に設定変更
  • NG3つ:読ませない・フォント3種類以上・全エフェクト最大値

1本目は時間がかかります。でも2本目以降は半分の時間で作れるようになる。テキストアニメーションの個別解説記事は別シリーズで随時公開していくので、気になる演出は個別に深掘りしていってください。

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