【現役MV解説】Runway Seed Audio 1.0 使い方!120秒AI音声・SE・BGMを1本で【2026年版】
タイトル案:【現役MV解説】Runway Seed Audio 1.0 使い方!120秒AI音声・SE・BGMを1本で【2026年版】
メタディスクリプション(120字):Runway Seed Audio 1.0の使い方を現役MVクリエイターが解説。2026年6月末リリースの新機能で、スピーチ・SE・BGMを最大120秒1プロンプト生成。料金や他社比較まで。
スラッグ:runway-seed-audio-1-0-usage / カテゴリID:6(AI×映像制作)

Runwayの新しい「Seed Audio 1.0」って、結局何ができるの?MVの現場で、ElevenLabsやSunoと使い分けるべきか迷ってます…
わかります。僕もSuno / ElevenLabs を実案件で2年ほど回してきましたが、2026年6月末に来たRunway Seed Audio 1.0 は「1プロンプトでスピーチ+SE+BGMを最大120秒まとめて出す」という発想の音声モデルで、今までの分業フローを結構いじる必要が出てきました。
この記事では、Runway Seed Audio 1.0 の使い方を、MVクリエイター視点で「実案件でどう組み込むか」に絞って解説していきます。料金、書き出し形式、ElevenLabs / Suno / Udio との使い分け、著作権まわりの注意点まで一気に整理していきますね。
※本記事は執筆時点:2026年7月13日の公式Changelog・公開情報をもとに構成しています。Seed Audio 1.0 はプレビュー〜正式移行のタイミングにあたる新機能で、UIや料金は今後変わる可能性があります。最新情報はRunway公式で必ず確認してくださいね。
この記事でわかること
・Runway Seed Audio 1.0 の3モード(スピーチ / SE / BGM)でできること
・Runway Web UI での具体的な使い方フロー
・料金・クレジット消費・書き出し形式の最新情報
・ElevenLabs / Suno / Udio との使い分け方
・MV制作フローに組み込むときの著作権・音質の注意点

- Runway Seed Audio 1.0 とは?2026年6月末発表の要点
- Seed Audio 1.0 の3モード:スピーチ/SE/BGM で何ができるか
- Runway 上での使い方:Seed Audio 1.0 のWeb UI 操作フロー
- 実戦例:MV制作で Runway Seed Audio 1.0 が本当に使える3シーン
- Runway Seed Audio 1.0 の料金・クレジット消費・書き出し形式
- 他社比較:ElevenLabs/Suno/Udio と Runway Seed Audio の使い分け
- Runway Seed Audio 1.0 が合う人・合わない人
- Runway Seed Audio 1.0 を制作フローに組み込む注意点(著作権・声の権利・音質)
- まとめ:Runway Seed Audio 1.0 で映像+音声を1本で完結させる時代へ
Runway Seed Audio 1.0 とは?2026年6月末発表の要点
Runway Seed Audio 1.0 は、ByteDance開発のマルチモーダル音声モデルを、Runwayが2026年6月30日から全有料プランで開放した新機能です(執筆時点:2026年7月13日、Runway公式X告知および公式Changelogより)。
ざっくり要点は次の通り。
Seed Audio 1.0 の要点(執筆時点:2026年7月13日)
・Runway提供開始:2026年6月30日(ByteDance発表は同年6月23日Volcano Engine FORCE)
・生成尺:最大120秒/1ジェネレーション
・生成種別:ダイアログ(複数キャラ)/SFX/音楽/環境音の混在OK
・出力形式:WAV / MP3 / Ogg Opus
・参照音声:最大30秒までアップロード可(声質・空気感の指定に使う)
・提供範囲:Runway全有料プラン(Standard以上)
従来のRunwayは映像生成が主戦場で、音は「Gen-4のリップシンク+別ツールで作った音源を後乗せ」というのが定番でしたが、Seed Audio 1.0 が入ったことで映像から音までRunway1本で完結できる射程距離に一気に伸びたのが大きい変化なんですよ。
個人的には、Runwayが今年の頭にGen-4.5、5月にSeedance 2.0 Mini と続けてきた流れの延長で「映像だけじゃなくオーディオも自社UIで巻き取りに来た」という宣言に見えました。
ちなみにRunwayの直近の動きは Runway Gen-4.5の使い方 と Runway Seedance 2.0 Mini の記事にまとめてあるので、映像生成側の話はそちらを合わせて読んでみてください。
Seed Audio 1.0 の3モード:スピーチ/SE/BGM で何ができるか
Runway Seed Audio 1.0 は「スピーチ」「SE(効果音)」「BGM」の3レイヤーを1プロンプトで同時に生成できるのが最大の特徴です(執筆時点:2026年7月13日)。従来なら別ツールを行き来していた3工程を1回にまとめられる、という発想ですね。
①スピーチモード:複数キャラの掛け合いを1発で
ダイアログ生成では、同じプロンプト内で複数の話者を指定して、それぞれ違う声色・感情で喋らせられます。感情のニュアンス(囁き、叫び、疲弊、明るさ)もテキスト側で指示できるのがポイント。
実案件で試した感覚だと、日本語のイントネーションは自然だけど、方言や超口語は現状ちょっと弱い印象でした。この辺は今後の学習で伸びる領域ですね。
②SFXモード:ボタン音・環境音・フォーリー
効果音側は「雨」「雷」「ドアの開閉」「森のアンビエント」といった環境音・フォーリー系が得意で、MVで挟むワンショットSEなら十分実用レベル。
ただし「特定のドラムマシンの音」「実機のシンセの再現」みたいなピンポイントSEは、まだ既存の効果音ライブラリのほうが速いし正確ですよ。
③BGMモード:ムード指定のバックトラック
BGMは尺の関係で「ワンシーン用の背景ループ」向き。最大120秒までなので、フル尺の楽曲というより「シーンの下敷き」用途がしっくり来ます。
ちなみにSuno / Udio のような「歌モノ」ではなく、あくまでBGM/シーン音楽寄りの出力なので、そこは切り分けて考えたほうがいいと思います。

Runway 上での使い方:Seed Audio 1.0 のWeb UI 操作フロー
Runway Seed Audio 1.0 の使い方は、Web UI 側から4ステップで完結します(執筆時点:2026年7月13日、Runway Academy チュートリアルおよび自環境での操作ベース)。
Step 1:Toolsから「Generative Audio」→Seed Audio 1.0を選ぶ
Runwayのダッシュボード左メニューの「Tools」から「Generative Audio」に入り、モデル選択で「Seed Audio 1.0」を選びます。従来の音声関連メニューはTTS寄りだったので、Seed Audio 1.0 は単独UIとして開くイメージですね。
Step 2:プロンプトを書く(推奨は「シーン描写+話者+感情」)
ここが一番効いてくる部分。プロンプトのコツは以下の通り。
プロンプトの書き方テンプレ
①シーン描写:「深夜の空きオフィス、雨音、遠くのサイレン」
②話者指定:「Speaker A(女性・落ち着いた声)」「Speaker B(男性・焦り気味)」
③会話文:括弧で会話を分ける
④BGM/SE指示:「low bpm minimal piano bed」「footsteps on wet concrete」
⑤長さ:最大120秒まで秒数指定
Step 3:参照音声を上げる(オプション・最大30秒)
声質を近づけたい場合は、30秒までのリファレンス音声をアップロード。プロンプト内で @Audio1 のように呼び出して指定できます。ただし他人の声・アーティストの声をリファレンスに使うのはNG。ここは後述の著作権パートで触れますね。
Step 4:Generateして、ダウンロード
Generateをクリックすると、60秒尺で10〜30秒程度で生成が終わる(執筆時点:2026年7月13日実測)のがざっくりの感覚。出力形式はWAV / MP3 / Ogg Opusから選べます。編集で使うなら基本はWAVが安全ですね。

実戦例:MV制作で Runway Seed Audio 1.0 が本当に使える3シーン
ここは現役MVクリエイターとしての体感ベース。Runway Seed Audio 1.0 が「実案件で本当に納品まで持ってける」と感じたシーンは3つありました(執筆時点:2026年7月13日、自案件での試用)。
シーン1:MV冒頭の「環境音+台詞」の下敷き
MVは冒頭5〜10秒の「入り」で世界観を作りますよね。ここに「雨音+遠くの車+女性のモノローグ1文」みたいな複合オーディオを1プロンプトで置けるのが本当に強いです。
今までなら効果音ライブラリで2素材買って、ElevenLabsでモノローグ録って、DAWでミックス…と最低4工程だったのが、Seed Audio 1.0 1本で7〜8割まで詰められるんですよ。
シーン2:Bメロブレイクのアンビエントブリッジ
Bメロ〜サビ前で音を一旦引くタイプのMV構成だと、10〜20秒のアンビエントブリッジが必要になります。ここはBGMモード+SEを混ぜて「風+遠雷+ピアノ1音」みたいな尺で書いて、そのままFinal Cutに読み込ませています。
シーン3:ラフ編集段階の「仮ナレ」置き
これは地味に大きい用途。クライアント確認用のラフに、仮ナレを置く用途としてSeed Audio 1.0 は破壊的にラク。ElevenLabsでも同じことはできるんですが、Runway内で映像と一緒に完結するのが大きいですね。

逆に、CD音源になるBGMや、キャラが張り付いた本ナレは、まだ現行モデルの主戦場じゃないですね。あくまで「映像に貼り付ける音」の生成が本領なんですよ。
Runway Seed Audio 1.0 の料金・クレジット消費・書き出し形式
Runway Seed Audio 1.0 の料金は「1秒あたり0.25クレジット・最低5クレジット/回」の従量制です(執筆時点:2026年7月13日、Runway API公式Pricingページ準拠)。
クレジット消費の目安
Seed Audio 1.0 の消費目安(執筆時点:2026年7月13日)
・20秒生成:5クレジット(最低ライン)
・60秒生成:15クレジット
・120秒(最大)生成:30クレジット
・Runway Standardプラン月625クレジットなら、120秒尺を月20回まで回せる計算
実案件のラフ段階で使う分にはコスト感はかなり許容範囲。ただしトライアンドエラーで10回20回と回すと、映像生成側のクレジットを圧迫するので予算配分は注意したいところですね。
書き出し形式:WAV / MP3 / Ogg Opus
編集ソフト側に持ち込むなら基本はWAV(非圧縮)を選んでおけば間違いないです。MP3はSNSアップロード直行用、Ogg Opusはブラウザ実装用と、用途で切り分ける感じですね。
ちなみにサンプルレートも選べるので、48kHz固定でExportして、DaVinciやPremiereに直で流し込むのが個人的な定番運用です。
他社比較:ElevenLabs/Suno/Udio と Runway Seed Audio の使い分け
Runway Seed Audio 1.0 は「1本で全部やる」タイプで、既存のElevenLabs / Suno / Udio は「各領域の深掘り特化」タイプです(執筆時点:2026年7月13日)。ここの立ち位置をハッキリさせておかないと使い分けを間違えるんですよね。
ElevenLabs:ナレーション・キャラボイス特化
音声表現の解像度と、ライセンスの安全性は現状ElevenLabsに軍配。「クライアント納品するナレーション」はElevenLabsで作って、Seed Audio 1.0 は仮ナレ・SEに使うという切り分けが実運用ではハマります。
Suno / Udio:楽曲としてのBGM・歌モノ
フル尺の楽曲、歌モノ、明確な構成のあるBGMはSuno v5 / Udioが強い。ただしSuno / Udioは学習データの訴訟が継続中で、商用利用の温度感はやや不透明な部分もあります(執筆時点:2026年7月13日)。
Runway Seed Audio 1.0:映像密着のワンプロンプト
Runway Seed Audio の主戦場は「映像とワンセットで完結させたい短尺オーディオ」。Runway上で映像→音までシームレスに流せる価値がとにかく大きいんですよ。

現役MV視点の使い分けチャート
・クライアント納品ナレーション → ElevenLabs
・楽曲・歌モノBGM → Suno / Udio(ライセンス要確認)
・映像密着のシーン音(複合レイヤー) → Runway Seed Audio 1.0
・仮ナレ・ラフ用オーディオ → Runway Seed Audio 1.0
Runway Seed Audio 1.0 が合う人・合わない人
Runway Seed Audio 1.0 は万能ツールではないので、合う人・合わない人がハッキリ分かれます(執筆時点:2026年7月13日、実案件ベースの主観)。
Runway Seed Audio 1.0 が合う人
・すでにRunway有料プランで映像生成を回している人
・MV/SNS動画/広告など、120秒以内の短尺コンテンツが主戦場の人
・ラフ段階の仮ナレ・仮SEを高速で置きたい人
・オーディオ制作の工程を1画面にまとめたい人
・ElevenLabs / Suno / Udio を「使い分ける前提」で追加ツールを迎え入れられる人
Runway Seed Audio 1.0 が合わない人
・フル尺の楽曲、歌モノを納品したい人(Suno / Udio領域)
・特定タレント・声優の声を細かくコントロールしたい人(ElevenLabs Voice Clone領域)
・120秒を超えるロングフォーム音源が主戦場の人
・すでにProToolsやNuendoベースで完成された音制作フローがある人
・Runwayを契約する余力が現状ない人
個人的には、Runwayをすでに映像で回しているMVクリエイターにとっては、Seed Audio 1.0 は「まず1回試してから使い分けを決める」枠に入れておいて損はないですね。
Runway Seed Audio 1.0 を制作フローに組み込む注意点(著作権・声の権利・音質)
ここは現場で必ず引っかかるゾーンなので、Runway Seed Audio 1.0 を案件に組み込む前に確認しておきたいポイントを整理します(執筆時点:2026年7月13日、Runway公式ToS準拠)。
①出力物の商用利用:有料プランなら基本OK
Runwayの有料プランで生成したSeed Audio 1.0 の出力は、基本的に商用利用が認められています。ただしプランごとに商用範囲・独占権の扱いが違うので、案件の規模が大きいときは公式ToSを都度確認してくださいね。
②他人の声・アーティストの声のリファレンス投入はNG
参照音声機能で、有名声優・アーティストの声をアップロードして「似た声」を作るのは規約違反かつ倫理的に完全アウトです。自分の声・許諾を取ったキャストの声・素材ライセンスがクリアな音源以外は参照アップロード禁止。ここは絶対に守ってください。
③音質:ラフ→本番のワークフローが安全
執筆時点で試した感覚では、Seed Audio 1.0 の音は「MV納品ワンパスOK」レベルではあるものの、24bit / 48kHz以上のプロ環境の解像度と比べると若干の圧縮感が残る印象。
だから僕は「Seed Audioで叩き台を作る→重要トラックだけ本番音源に差し替える」というハイブリッド運用にしています。全部AI任せにせず、要所は自分でコントロールするのが結局一番早いんですよ。
ちなみにRunway側の映像編集ワークフローについては Runway Studio Trim の使い方 でも触れているので、映像側と音側で全体像を掴みたい人は合わせてどうぞ。
まとめ:Runway Seed Audio 1.0 で映像+音声を1本で完結させる時代へ
Runway Seed Audio 1.0 の使い方を1行で言うなら「スピーチ・SE・BGMを1プロンプト・最大120秒でまとめ書きできるAI音声機能」で、MV制作の下地作りとラフ音源を一気に高速化してくれる新機能です(執筆時点:2026年7月13日)。
結論としては、こんな棲み分けで使うのがおすすめ。
Runway Seed Audio 1.0 のまとめ
・映像密着・短尺・複合レイヤーはRunway Seed Audio 1.0
・ナレーションの本番はElevenLabs
・フル尺の楽曲はSuno / Udio(商用は要確認)
・料金は0.25クレジット/秒・最低5クレジット、Runway有料プランで全開放
・書き出しは基本WAVでDaVinci / Premiereへ
・他人の声・アーティストの声のリファレンスは絶対禁止
個人的には、Runwayをすでに映像で回している人にとって、Seed Audio 1.0 は「映像+音の主導権をRunwayに寄せていくかどうか」を試す絶好のタイミングだと思っています。
まずはStandardプランの月クレジットの範囲で、20秒〜60秒の短尺を10本くらい試してみてください。使い分けの手触りが一気に掴めますよ。
あわせて読みたい
⇒ 動画生成AIおすすめ完全ガイド(基本ガイド)
⇒ Runway Gen-4.5 の使い方|最新の映像生成モデルを解説
⇒ Runway Seedance 2.0 Mini|軽量映像モデルの使い方
⇒ Runway Studio Trim の使い方|編集ワークフロー
Runway1本で映像+音声が完結する時代が、いよいよ本当に来ました。Runway Seed Audio 1.0 を上手く使いこなして、MV制作のスピードを一段引き上げていきましょう。一緒に映像で食べていける仲間になりましょう!
