【2026年】デジハリのAdobeは商用利用できる?経費・領収書と今の買い方
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デジハリの講座でAdobe CCを手に入れたけれど、「学生・教職員版」と聞くと、仕事に使っていいのか不安になりますよね。副業の案件やフリーランスの仕事で使って、あとから規約違反と言われたら困ります。
個人事業主なら、経費にできるのか、領収書はどこで出せるのかも気になるところです。さらに2026年には、スクール経由でAdobe CCを買う仕組みそのものがAdobe側で変わりました。
この記事では、デジハリ経由のAdobe CCを仕事に使えるかどうか、個人事業主と法人の線引き、経費と領収書の考え方、そしてこれから仕事用にAdobeを用意する社会人の買い方までをまとめました。
先に結論
デジハリの講座でついてきたAdobe CCは、学生・教職員版です。Adobeは学生・教職員版を基本的に商用利用できるとしているので、個人として自分のパソコンで使うなら、期限までは副業やフリーランスの仕事にも使えます。会社(法人)として購入・利用することはできません。
ただし、Adobe公式の案内では、スクール講座につくAdobe製品の特別価格は2026年6月で終わり、一般の社会人は学生・教職員版の購入対象外です。これから仕事用にAdobeを用意する社会人は、Adobe公式のプランで考えてください。公式なら請求書・領収書もAdobeアカウントから出せます。
デジハリのAdobe CCは商用利用できる?
すでに講座経由でAdobe CCを使っている人なら、個人として使う分には、仕事の制作にも使えます。講座についてくるのは、Adobe Creative Cloudの学生・教職員版です。Adobeは学生・教職員版について、基本的に商用利用ができるとしています。

ただし、条件が2つあります。
- 個人として使うこと:デジハリ・オンラインは「個人としてのみ利用可能」としていて、法人での購入・利用はできません
- 自分のパソコンに入れること:学生・教職員版は、自分が持っているパソコンにインストールして使うものです。会社や取引先のパソコンには入れません
また、一部の素材や機能には、別に利用条件がついていることがあります。素材やフォントの扱いは、あとの見出しでまとめていますね。
2026年6月から、社会人はAdobe公式プランが前提に
「仕事に使えるなら、これからデジハリ経由で買えばいい」と考えた人は、ここを先に読んでください。Adobeの「スクールパートナー」の案内ページには、次の3点が書かれています(2026年10月確認)。
- 2026年5月末で、スクールパートナーの新規加盟の受付を終了した
- 2026年6月をもって、スクールパートナー受講生のトレーニングコースにつくAdobe製品の特別価格の提供は終了している
- スクールパートナー受講生のうち一般社会人は、学生・教職員向け(個人版)のAdobe製品の購入対象にならない
デジタルハリウッドは、この制度の「プラチナ」スクールとして掲載されています。社会人が講座経由で学生・教職員版を安く買う方法は、2026年6月以降は前提にできません。仕事でAdobeを使い続ける人は、Adobe公式の個人向けプランで考えましょう。
2026年10月時点では、すべてのアプリが使えるCreative Cloud Proが通常9,080円/月(初めて登録する人は最初の12か月6,810円/月)、Premiereの単体プランが3,280円/月です(いずれも年間プランの月々払い・税込)。公式のプランなら、商用利用の線引きで迷うこともありません。
個人事業主・フリーランスは使える?法人はNG(デジハリ adobe 個人 事業 主)
手元にある講座経由のCCを使う場合、「個人として」と「法人として」の境目は、誰の名前で申し込み、誰が使うかで考えるとわかりやすいです。
| 使い方 | 使えるか |
|---|---|
| 会社員が、副業の動画編集に使う | 使える(個人の名前で申し込んでいる) |
| 開業届を出した個人事業主が、屋号の仕事に使う | 使える(個人の名前で申し込んでいる) |
| フリーランスが、クライアントの案件に使う | 使える(自分のパソコンで作業する) |
| 会社名義で申し込み、社員が使う | 使えない(法人での購入・利用は不可) |
| 1つのアカウントを、チームで共有する | 使えない(個人のライセンス) |
屋号で仕事をしていても、個人事業主はあくまで個人です。個人の名前で申し込んでいれば、屋号の仕事に使っても問題ありません。
法人化したらAdobe公式の法人向けプランへ
法人を作った後は、会社として使うソフトになります。その場合は、Adobe公式の法人向けプランを選びましょう。個人事業主のうちは個人向け、法人化したら法人向け、と覚えておけば大丈夫です。開業の手続きは動画編集の開業届の書き方でまとめています。
デジハリのAdobeは経費にできる?考え方と注意点(デジハリ adobe 経費)
仕事に使うソフトの費用は、経費にできます。デジハリに払った講座代も、Adobe公式プランの月額も、事業に使う分は経費として扱えます。
仕事とプライベートで使うなら、使う割合で分ける
趣味の動画づくりにも使うなら、全額ではなく、仕事で使っている割合の分だけを経費にします。これを家事按分といいます。たとえば「使う時間の7割が仕事」なら、7割を経費にする考え方です。
割合に決まった数字はありません。「なぜその割合なのか」を自分で説明できるようにしておくことが大切です。
按分するといくらになる?計算の例
Adobe公式のCreative Cloud Pro(通常9,080円/月)を1年使った場合、1年の支払いは108,960円です。仕事で使う割合ごとの経費は、次のようになります。
| 仕事で使う割合 | 経費にする金額 | 経費にしない金額 |
|---|---|---|
| すべて仕事(仕事専用) | 108,960円 | 0円 |
| 70% | 76,272円 | 32,688円 |
| 50% | 54,480円 | 54,480円 |
※編集部の計算例です(2026年10月時点の通常価格・税込)。割合は、作業時間や使っている目的から自分で決めます。デジハリに払った受講料も、同じ考え方で計算できます。
仕事専用のパソコンで、仕事のためだけに使っているなら、全額を経費にする考え方もあります。反対に、趣味の動画が中心なら、割合は低めに見ておくほうが無理がありません。
勘定科目は、毎年同じものを使う
勘定科目の名前に、法律で決まったものはありません。ソフトの利用料として処理することも、学ぶための費用として処理することもできます。大事なのは、一度決めた科目を毎年同じように使うことです。迷うときは、使っている会計ソフトの分類か、税理士に合わせましょう。
開業前に買った分はどうなる?
開業の準備のために払った費用は、開業費として扱えることがあります。開業前に払った分も、領収書は捨てずに取っておきましょう。扱いに迷うときは、税務署や税理士に確かめるのが確実です。
副業の所得が年20万円を超えるかどうかなど、確定申告の基本は動画編集の確定申告で解説しています。
デジハリ・Adobe公式の領収書の出し方(デジハリ adobe 領収書)
経費にするには、支払った証拠が必要です。どこで払ったかによって、領収書の出し方が変わります。

デジハリで払った人(デジハリ 領収書)
デジハリ・オンラインのよくある質問によると、領収書は申し込みのときに指定した宛名で発行でき、手続き完了のメールにある発行用のURLから出せます。領収書はインボイス制度に対応していて、請求書も発行できます(2026年10月19日確認)。
完了メールが見つからないときは、デジハリ・オンラインの問い合わせ窓口に相談しましょう。
Adobe公式プランの人
- Adobeアカウントにログインする:「注文と請求書・領収書」のページを開きます
- 「請求書を表示」を選ぶ:プランごとに請求書の履歴が見られます
- ダウンロードして保存する:PDFで保存し、確定申告の時期まで取っておきます
Adobeの請求書は自動でメールされない
Adobeのヘルプによると、毎月の請求書は自動ではメールで届かず、アカウントから取り出す形です。請求書の履歴は最大3年分まで保存されます。領収書は2026年7月以降の購入分から表示でき、それより前の分はカスタマーサポートへの問い合わせが必要です。月に1回など、保存する日を決めておくと安心です。
自分がクライアントに出す請求書の書き方は、動画編集の請求書の書き方を参考にしてください。
商用で使うときに気をつけたい素材・フォント・AI機能
ソフトそのものは仕事に使えても、ソフトの中で使う素材には、それぞれ利用条件があります。納品する前に、次の3つは確かめておきましょう。
- Adobe Stockなどの素材:素材ごとに、使える範囲(ライセンス)が決まっています。編集用途のみの素材もあるので、広告やYouTubeの案件で使う前に条件を見ます
- フォント:Adobe Fontsのフォントは仕事の制作に使えますが、データを相手に渡すときの扱いはフォントごとに確かめます
- 生成AIの機能:Fireflyなどの機能は、プランによって使える量や条件が変わることがあります
クライアントから素材を指定された場合は、その素材の権利がクライアント側にあるかも確かめておくと安心です。ソフトの規約と、素材の規約は別物と覚えておきましょう。
編集部メンバーの話
映像の仕事では、ソフトのライセンスより、素材やフォント、音楽の権利のほうで確認を求められることがよくあります。納品のときに「この素材はどこのもので、どんな条件か」をすぐ答えられるように、使った素材はメモしておくのがおすすめですよ。
期限が切れたあとも仕事で使うなら
講座経由のCCは1年で期限が来ます。2024年12月以降の申し込みは1回限りなので、同じ講座で買い直すこともできません。仕事で使い続けるなら、期限の前にAdobe公式の個人向けプランへ切り替えます。
切り替えのタイミングで、仕事で本当に使うアプリだけに絞ると、毎月の経費も抑えられます。アプリを3本以上使うならCreative Cloud Pro、1〜2本なら単体プランが目安です。年間プランは途中でやめると解約金がかかることがあるので、契約前にAdobeの解約金の発生条件も見ておきましょう。プランの一覧はAdobe公式のプランと価格で確かめられます。
講座経由のCCをそのまま仕事に使ってよい人
- 個人の名前で申し込み、自分のパソコンで使っている
- 副業・フリーランス・個人事業主として仕事をしている
- 期限の前に、公式プランへの切り替えを決めている
Adobe公式のプランが合う人
- これから仕事用にAdobeを用意する社会人(個人向けプランへ)
- 会社として使う(法人向けプランへ)
- Premiere Proだけ使う(単体プランへ)
仕事に使う前のチェックリスト
- ライセンスは個人の名前で、自分のパソコンに入れている
- 会社のパソコンやチームでの共有はしていない
- 使う素材・フォント・音楽の利用条件を確かめた
- 領収書・請求書を保存する場所を決めた
- ライセンスの期限と、次に使うプランを決めた
デジハリのAdobeの商用利用でよくある質問
YouTubeで収益化する動画を作ってもいいですか?
個人として使うなら、収益化する動画の制作にも使えます。動画に入れる素材や音楽は、それぞれの利用条件を確かめておきましょう。
これから社会人がスクールに申し込めば、学生・教職員版を仕事に使えますか?
前提にしないでください。Adobeの案内では、スクールパートナーの受講生でも、一般の社会人は学生・教職員版の購入対象外です。社会人はAdobe公式の個人向けプランを選びましょう。
クライアントにプロジェクトファイルを渡しても大丈夫ですか?
自分が作ったデータを納品するのは問題ありません。ただ、相手が開くには相手側にもソフトが必要です。フォントや素材を含めて渡すときは、それぞれの条件を確かめてから渡しましょう。
会社員の副業でも領収書は必要ですか?
副業の所得を計算するときに、経費の証拠として必要になります。確定申告がいらない年でも、念のため保存しておくと安心ですよ。
期限が切れたら、作った作品は使えなくなりますか?
書き出した動画や画像は、ソフトの期限が切れても自分の作品としてそのまま使えます。ただ、プロジェクトファイルを開き直して修正するには、またAdobeのソフトが必要です。修正の依頼が来そうな案件は、公式プランへの切り替えまで見すえて進めましょう。作品の見せ方は動画編集ポートフォリオの作り方を参考にしてくださいね。
仕事用のプランを決めたい人へAdobe CCの料金プラン全整理を読む →まとめ|手元のCCは個人なら仕事に使える。これからは公式プランで
デジハリの講座でついてきたAdobe CCは、学生・教職員版です。個人として自分のパソコンで使うなら、期限までは副業やフリーランスの仕事にも使えます。会社として購入・利用することはできません。
2026年6月でスクール講座につく特別価格は終わり、一般の社会人は学生・教職員版の対象外になりました。これから仕事用にAdobeを用意するなら、Adobe公式のプランで考え、請求書はアカウントから保存して経費にしましょう。
次にやることは1つです。Adobeアカウントで今のライセンスの期限を確かめ、その日までに切り替えるプランを決めておきましょう。それだけで、仕事の途中でソフトが止まる心配がなくなりますよ。
出典・参考(2026年10月確認)
