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【結論】ゲームクリエイターに資格は不要|職種別に役立つ資格と先にやる準備

【結論】ゲームクリエイターに資格は不要|職種別に役立つ資格と先にやる準備
映像の仕事、どう始める?編集部

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ゲームクリエイターを目指そうと決めたとき、「まず何か資格を取ったほうがいいのかな」と考える人は多いですよね。資格があれば就職に有利になりそうですし、勉強の目標にもなります。

でも調べてみると、「資格はいらない」という声と、「この資格が役立つ」という声の両方が出てきて、結局どうすればいいのかわからなくなります。限られた時間を、資格の勉強に使うべきか迷いますよね。

この記事では、厚生労働省の職業情報サイト(job tag)をもとに、ゲームクリエイターに資格が必要かどうかを先にはっきりさせます。そのうえで、職種別に「取る意味がある資格」と、資格より優先したい準備、学ぶ場所の選び方まで整理しました。読み終わるころには、何から手をつければいいかが決まりますよ。

先に結論

ゲームクリエイターになるのに、必須の資格はありません。job tagの「ゲームクリエーター」でも、特に学歴や資格は必要とされず、関連する資格もないとされています。採用で見られるのは、作品(ポートフォリオ)と、使えるツールや言語です。

資格は、プログラマーなら基本情報技術者試験、デザイナーならCGクリエイター検定のように、職種に合わせて1つあれば十分です。それより先に、どこで学んで何を作るかを決めるのが一番の近道です。

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ゲームクリエイターに資格は必要?結論は「必須の資格なし」

まず結論です。ゲームクリエイターになるのに、必須の資格はありません。job tagの「ゲームクリエーター」のページには、特に学歴や資格は必要とされないと書かれています。関連資格の欄も「関連する資格はありません」です。

ゲームクリエイターに必須の資格はなく、採用で見られるのは作品・ツールや言語・チームで作る力の3つであることを示した図

では、採用では何が見られるのでしょうか。大きく分けると次の3つです。

  1. 作品(ポートフォリオ):何を作れるかを、実際のものを見せて伝えます。
  2. 使えるツール・言語:Unity・Unreal Engine、Maya・Blender、C++・C#など、職種に合ったものです。
  3. チームで作る力:ゲームは大勢の分業で作ります。人とやりとりしながら進められるかが見られます。

またjob tagでは、入社直後から責任ある仕事を任されることは少なく、各担当のアシスタントを2〜3年務めながら現場で技術を身につけるとされています。資格よりも「現場で伸びそうか」が見られる仕事なんですね。

ゲーム業界で資格が評価されるケース・されないケース

必須ではないとはいえ、資格がまったく意味がないわけではありません。ゲーム業界で資格が役に立つ場面と、そうでない場面を分けて考えましょう。

評価されやすい場面評価されにくい場面
実務経験がない人が、基礎を学んだことを示したいとき資格はあるが、作品がないとき
プログラマーが、ITの基礎知識を証明したいときすでに実務経験と作品があるとき
勉強の範囲を決めて、抜けを見つけたいとき職種と関係のない資格を取ったとき

つまり資格は、作品を補う「おまけ」として使うものです。作品の代わりにはなりません。資格の勉強で作品づくりの時間が削られるなら、作品を優先してくださいね。

【職種別】ゲームクリエイターに役立つ資格一覧

取るなら、目指す職種に合ったものを選ぶのが大切です。職種ごとに、学習の目安として役立つ資格を整理しました。

プランナー・プログラマー・CGデザイナー・サウンドの4職種ごとに、学習の目安になる資格と、資格より大事な準備を並べた図
職種学習の目安になる資格の例資格より大事な準備
プランナーITパスポート試験企画書、遊べる試作品
プログラマー基本情報技術者試験自分で作って動くゲーム
CGデザイナーCGクリエイター検定、色彩検定モデルや絵の作品集
サウンド(目立つ定番はない)曲・効果音の作品

※資格の例は編集部が挙げたもので、取らなくても応募はできます。求人の応募条件に資格が書かれていることはまれです。

プランナー向け|ITパスポート試験

ITパスポート試験は、情報処理推進機構(IPA)が行う国家試験で、ITの基礎知識を広く学べます。CBT方式(パソコンで受ける方式)で通年実施されていて、受験手数料は7,500円(税込)です(2026年10月時点)。プランナーの採用では、資格より企画書や遊べる試作品が見られます。

プログラマー向け|基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITを使ったシステムやソフトウェアを作る人に必要な基本知識を問う、IPAの国家試験です。こちらもCBT方式で随時実施されていて、受験手数料は同じく7,500円(税込)です。プログラムの基礎を体系的に学んだ証明になるので、ここで挙げる資格の中では、取る意味がいちばんはっきりしている資格です。

CGデザイナー向け|CGクリエイター検定

CGクリエイター検定は、CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)が行う検定です。基礎知識を問うベーシックと、専門知識と応用力を問うエキスパートの2つがあり、誰でも受験できます。受験料はベーシック6,050円、エキスパート7,150円(税込)で、2026年は7月と11月に実施されます(2026年10月時点)。

色の理論を学びたい人は、色彩検定も選択肢になります。ただ、デザイナーの採用でいちばん見られるのは作品です。絵の得意・不得意と職種の関係はCGデザイナーは絵が下手でもなれる?職種別の必要画力で書いています。

サウンドクリエイター向け|資格より作品

サウンドの仕事では、目立つ定番の資格はありません。job tagでも、サウンド担当は音楽大学や専門学校の卒業者が多いとされています。作った曲や効果音を、ゲームの場面に合わせて聞かせられる作品集を用意しましょう。

職種ごとの仕事の中身は、ゲームクリエイターの仕事内容|主な職種とゲームができるまでの流れで先に確かめておくと選びやすくなりますよ。

学び方をもっと詳しく比べたい人へゲームクリエイターになるには|学校・独学・転職を比較を読む →

資格よりも大事な3つの準備

資格の勉強より先に、次の3つを進めてください。どれも採用で直接見られるものです。

1 職種に合ったポートフォリオ

プランナーなら企画書と試作品、プログラマーなら自分で作って動くゲーム、デザイナーならモデルや絵、サウンドなら曲と効果音です。目指す職種がひと目でわかる作品集にまとめましょう。

2 現場で使われるツールに慣れる

Unity・Unreal Engine、Maya・Blender、Photoshopなど、求人でよく見かけるツールで作品を作っておきます。Blenderのように費用をかけずに始められるソフトもあります。始め方はBlender初心者ガイド|最初の1カットで流れをつかめます。

3 チームで1本作る経験

ゲームは分業で作るものです。学校のチーム制作や、短期間でゲームを作るイベント(ゲームジャム)に参加して、人と一緒に1本を完成させた経験を作りましょう。面接でも話しやすいエピソードになりますよ。

編集部メンバーの話

制作の現場で新しい人と組むとき、気になるのは資格の有無より「完成まで持っていけるか」です。小さくても最後まで仕上げた作品が1本あると、それだけで話がしやすくなります。資格の勉強をするなら、作品づくりの合間に、基礎の抜けを埋める道具として使うくらいがちょうどいいですよ。

【職種別】ポートフォリオに入れるもの

資格より大事なポートフォリオに、何を入れればいいかを職種別にまとめました。

職種入れるものの例見せ方のコツ
プランナー企画書、遊べる試作品、仕様書「なぜ面白いか」を1枚目で伝える
プログラマー自分で作って動くゲーム、ソースコード動画とあわせて、工夫した処理を説明する
CGデザイナーモデル、キャラクターや背景の絵、デッサン完成画だけでなく、作る途中の画像も入れる
サウンド曲、効果音、ゲームの場面に合わせた音どんな場面用の音かを書き添える

※編集部が挙げた一般的な例です。応募先の会社が求めるものは、募集要項で必ず確かめてください。

どの職種でも共通するのは、自分がどこを担当し、何を工夫したかを短い言葉で添えることです。作品を見る人は、出来ばえと同じくらい「考え方」も見ていますよ。

学生・未経験の社会人・経験者で変わる資格の取り方

資格を取るべきかどうかは、今の立場によって変わります。

学生・未経験の社会人・経験者の立場ごとに、資格を取る優先度とやるべきことを並べた図
立場資格の優先度先にやること
高校生・大学生低〜中(授業と並行で1つ)学ぶ学校を決める、作品を作る
未経験の社会人低(学習の目安として)働きながら作品を作る
経験者ほぼ不要実績を作品集にまとめる

学生なら、学校の授業で学ぶ範囲と重なる資格を1つ取ると、勉強の区切りになります。社会人は、限られた時間を作品づくりに回すほうが効果的です。未経験から業界に入る道はゲーム業界 未経験から入れる職種7つで整理しています。

ゲームクリエイターを目指せる学校・スクールの選び方

資格より作品が大事だとわかったら、次は「どこで学んで作品を作るか」です。job tagでも、グラフィック担当は美術系の大学や専門学校、サウンド担当は音楽大学や専門学校の卒業者が多いとされています。学校を比べるときは、次の5つを見てください。

学校の資料で比べる5項目

  • 目指す職種の学科・コースがあるか
  • 授業で使うツール(Unity・Unreal Engine・Mayaなど)は何か
  • チームでゲームを作る実習が何回あるか
  • 就職先の実績が、職種・会社名まで書かれているか
  • 卒業までの総額(入学金・授業料・教材費)と、学校の種別(専修学校かどうか)で変わる支援制度や学割の対象

たとえばアミューズメントメディア総合学院(AMG)には、ゲームクリエイター学科や、2年間で3DCGを学ぶ「アニメ・ゲーム・3DCG学科」があります。3DCGの学科ページでは、1年次にゲーム開発実習を2回、2年次にアニメ制作実習を2回行うと紹介されています。学内で商用ゲームを開発・リリースする「AMGゲームス」という取り組みもあります(2026年10月時点)。

チームでゲームを作る実習の回数がはっきり書かれているので、ほかの学校と比べる基準にしやすい学校です。遠方の人向けに、オンライン説明会やオンライン個別相談会もあります。

AMGの資料請求が向いている人

  • 高校生・大学生で、ゲームやCGを学べる学校を比べたい
  • 資格より、作品とチーム制作の経験を積みたい
  • 学校で何をどう学べるか、具体的に知りたい

向いていない人

  • すでにゲーム業界の実務経験がある(転職サービスで求人を見るほうが早い)
  • 仕事を続けながら独学で進めたい社会人(まず作品を1つ作ってから)
  • プログラマー志望で、情報系の大学を考えている(大学の資料も並べて比較を)

ゲームクリエイターの年収・就職の現実

job tagの「ゲームクリエーター」では、働き方として正規の職員・従業員が58.1%、自営・フリーランスが22.6%、派遣社員と契約社員がそれぞれ16.1%でした(複数回答)。会社員として働く人が中心の仕事です。

年収の数字の読み方はゲームクリエイターの年収|国の統計583万円の読み方と上げ方で、厳しい面も含めた業界の本音はゲーム業界はやめとけは本当?で解説しています。

ゲームクリエイターの資格についてよくある質問

資格がないと書類選考で落ちますか?

資格がないことだけで落ちることは、まずありません。書類で見られるのは作品と経歴です。作品が弱いと感じるなら、資格より作品を1つ増やすほうが効果的です。

高校生のうちに取っておくといい資格はありますか?

プランナーやプログラマー志望ならITパスポート試験、デザイナー志望ならCGクリエイター検定のベーシックが、学習の入り口になります。プログラマー志望なら、その先に基本情報技術者試験があります。ただ、高校生のうちは小さなゲームや作品を作ってみる経験のほうが、進路を決めるうえで役立ちますよ。

資格の勉強と作品づくり、どちらを先にするべきですか?

作品づくりが先です。作品を作る中でわからないことが出てきたら、その範囲を資格の教材で補う、という順番がいちばん無駄がありません。

専門学校に行けば資格は取れますか?

学校によっては、授業の中で検定の対策をすることがあります。ただ、学校を選ぶ基準は資格の取りやすさより、作品とチーム制作の経験を積めるかどうかにしてください。

学ぶ道を比べてから決めたい人へゲームクリエイターになるには|3つのルートを読む →

まとめ|ゲームクリエイターに資格は不要。先に学ぶ場所と作品を決める

ゲームクリエイターになるのに、必須の資格はありません。job tagでも、特に学歴や資格は必要とされず、関連する資格もないとされています。資格は職種に合わせて1つ、学習の目安として取れば十分です。

採用で見られるのは、作品とツール、そしてチームで作る力です。だからこそ、どこで学び、どんな作品を作るかを先に決めることが大切です。

次にやることは1つだけです。アミューズメントメディア総合学院の資料を取り寄せて、どの職種をどう学べるか、カリキュラムと学費を確かめてください。学ぶ場所が決まれば、作る作品も自然と決まってきますよ。

資格より先に、学ぶ場所を決めたい人へ

学べる職種と学費を、資料で先に確かめましょう

アミューズメントメディア総合学院の資料で、学科のカリキュラムや入学の詳細を確認できます。遠方の人向けに、オンライン説明会やオンライン個別相談会もあります。

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