転職・就職

【2026年】映像業界への転職ガイド|未経験・経験者別の入口と探し方

【2026年】映像業界への転職ガイド|未経験・経験者別の入口と探し方
映像の仕事、どう始める?編集部

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

映像業界に転職したいと思っても、最初に何をすればいいのか迷いますよね。求人サイトを開くと、AD・編集・ディレクター・CGと職種がばらばらに並んでいて、自分がどこに応募できるのかが見えにくいものです。

しかも「映像業界は狭き門」「未経験は厳しい」という声もあります。本当に入れるのか、不安になる人も多いはずです。

この記事では、映像業界への転職を「どこで働くか」「どの職種で入るか」「どこで探すか」の3つに分けて整理します。未経験と経験者それぞれの入口、書類の通し方、後悔しないための確認点までまとめました。読み終わるころには、自分が狙う職種と最初の一歩が決まりますよ。

先に結論

映像業界への転職は、職種によって入口がはっきり分かれます。未経験ならAD・制作進行・アシスタント、経験者なら編集・ディレクター・CGが中心です。厚生労働省のjob tagでは映像編集者の有効求人倍率は0.39倍(令和7年度)で、希望する人のほうが多い業界です。

だからこそ、やみくもに応募するより、まずリクナビNEXTに登録して、自分が応募できる映像の求人を見比べるのが一番です。職務経歴書まで入れておけば、スカウトも待てます。映像の実務経験がある人は、映像に強いエージェントを組み合わせてください。

映像業界に、正社員・契約社員で転職したい人へ

迷ったらリクナビNEXTで映像の求人を見比べるのが一番です

無料で使える転職サイトです。「映像制作」「映像編集」などのキーワードで求人を探せて、職務経歴書を登録すると企業や転職エージェントからスカウトが届くこともあります。

  • 会員登録無料
  • スカウト機能あり
  • 自分で求人を探せる

今すぐ無料で会員登録する →

公式サイトに移動します/2026年10月時点の情報です

映像業界への転職は難しい?求人倍率と中途採用の現実

まず、映像業界の転職がどのくらいの競争なのかを数字で見ておきましょう。厚生労働省の職業情報提供サイト job tag では、「映像編集者」の有効求人倍率は0.39倍(令和7年度)です。求人1件に対して、仕事を探している人が2〜3人いる計算です。

一方で、求人そのものは少なくありません。2026年10月19日に編集部が求人サイトを見たところ、マスメディアンの「映像編集」で85件、映像しごと.comの「AD・ドラマ助監督」で261件、日経転職版の「映像制作」で230件の求人が出ていました。

映像業界の転職は、未経験ならAD・制作進行・アシスタント、経験者なら編集・ディレクター・CGと入口が分かれることを示した分かれ道の図

つまり、求人はあるけれど、条件のよい求人には応募が集まるというのが映像業界の中途採用の現実です。経験者向けの求人では「実務経験2〜3年以上」などの条件が多く、未経験で応募できるのはADやアシスタントの求人が中心になります。

入口がどこにあるかを知っておけば、むだな応募を減らせます。次の章から、働く場所と職種に分けて見ていきますね。

映像業界の主な転職先|制作会社・ポスプロ・テレビ制作・インハウスの違い

映像業界といっても、働く場所によって仕事の中身や働き方はかなり違います。転職先は大きく4つに分けられます。

転職先主な仕事働き方の傾向(目安)
映像制作会社CM・企業VP・MV・Web動画の企画から納品案件ごとに忙しさの波がある
ポストプロダクション(ポスプロ)編集・色の調整・音の仕上げ・VFX納期前に作業が集中しやすい
テレビ番組の制作会社番組のAD・ディレクター・編集放送日に合わせた進行。不規則になりやすい
事業会社のインハウス自社の広告・採用・SNS動画土日休みの求人も見つけやすい

※働き方の傾向は、編集部が求人票を見た範囲の目安です。会社によって違います。

job tag でも、映像編集の仕事は「勤務は不規則」で「納期が近づくと残業が集中することが多い」と書かれています。とくに制作会社やポスプロ、テレビ制作では、この点を覚悟しておく必要があります。

働き方を重視するなら、事業会社の映像担当(インハウス)も選択肢に入れてください。自社の動画を作るので、締め切りを社内で調整しやすい会社もあります。

ポスプロに転職するなら知っておきたいこと

ポスプロは、撮影された素材を仕上げる専門の会社です。最初はアシスタントとして素材の整理や書き出しを担当し、経験を積んでエディターやカラリストになるのが一般的な流れです。

技術を体系的に身につけやすい反面、夜間や休日の作業が発生することもあります。面接では、アシスタントから何年くらいで担当を任されるのかを聞いておくと安心ですよ。

映像業界の職種と未経験からの入りやすさ一覧

次に、職種ごとの入りやすさを見てみましょう。下の表は、編集部が2026年10月に求人を見た範囲での傾向です。

職種主な仕事未経験の求人入口
AD・制作進行撮影の準備・スケジュール管理多い未経験可の求人に応募
アシスタントエディター素材整理・簡単な編集あるポスプロ・制作会社のアシスタント
映像編集(エディター)本編集・仕上げ少ない作品と経験が必要
映像ディレクター演出・構成・現場の指揮ほぼない編集・ADから上がる
CG・VFX3DCG・合成少ないポートフォリオで勝負
SNS動画・インハウス自社動画の企画・編集ある前職の経験と作品で応募

未経験の人が最初に狙いやすいのは、AD・制作進行、アシスタント、SNS動画やインハウスの編集です。編集・ディレクター・CGは、作品や実務経験があってはじめて土俵に上がれる職種だと考えてください。

映像の職種をもっと広く知りたい人は、映像関係の仕事15選で職種ごとの仕事と就き方をまとめています。

映像編集・映像エディターへの転職

映像編集の求人では、ポートフォリオ(作品集)の提出がほぼ必須です。あわせて、使えるソフト(Premiere Pro・Avid・DaVinci Resolve など)と、どこまで担当できるかが見られます。

2026年10月19日時点のマスメディアンの「映像編集」の求人を見ると、エディター・SNS動画ディレクター・カラリスト・コンポジターなどが並び、年収は300万〜400万円台の求人が中心でした。リーダー級では600万円を超える求人もあります。

未経験から編集職を目指すなら、いきなりエディターを狙うより、アシスタントや動画編集の正社員求人から入るほうが近道です。進め方は動画編集への転職|未経験から正社員を目指す4つの入り口でくわしく書いています。

映像ディレクター・映像クリエイターへの転職

映像ディレクターは、企画や構成、撮影現場の指揮を担う職種です。未経験からいきなり応募できる求人はほとんどなく、AD・編集・制作進行で経験を積んでからディレクターになるのが一般的です。

最近は、YouTubeやSNS動画のディレクター求人も増えています。編集もディレクションも1人で担う求人が多いので、編集の経験がある人には入りやすい入口です。

職種ごとの年収は映像クリエイターの年収で整理しています。

転職の進め方をもっと詳しく知りたい人へクリエイター転職の始め方|未経験から5ステップを読む →

未経験から映像業界に転職する方法|20代・30代で入口が違う

未経験から映像業界を目指す場合、年代によって戦い方が変わります。

20代はAD・アシスタントで現場に入る

20代なら、AD・制作進行・アシスタントの未経験可の求人を狙えます。現場で先輩の仕事を見ながら覚えられるのが大きな利点です。最初の1〜2年は下積みと割り切り、作品に関わった実績を積んでいきましょう。

30代は前職の経験を生かせる職種を選ぶ

30代で未経験の場合は、前職の経験と映像を組み合わせられる求人を選ぶのが現実的です。たとえば、営業や企画の経験はプロデューサー補佐や制作進行で、マーケティングの経験は事業会社の動画担当で生きます。

どちらの年代でも、自分で編集した短い作品を1〜3本用意しておくと、書類で一歩抜け出せます。

映像業界の転職サイト・転職エージェントの使い分け

映像業界の求人を探すサービスは、大きく3つのタイプがあります。それぞれ得意な人が違うので、組み合わせて使うのが基本です。

映像業界の転職で使う総合転職サイト・映像特化の求人サイト・映像に強い転職エージェントの3タイプを、向く人で比べた図
タイプ例向いている人
総合転職サイトリクナビNEXT などまず全体を見たい人。未経験・経験が浅い人
映像特化の求人サイト映像しごと.com、映像求人PRO など映像の求人だけを見たい人
映像に強い転職エージェントVookキャリア など映像の実務経験がある人

まずは総合転職サイトで全体を見る

映像業界の転職を始めるなら、総合転職サイトに登録して、正社員・契約社員の求人を一覧で見るところからがおすすめです。職種・勤務地・年収などの条件で並べて比べられるので、自分が届きそうな求人の傾向がつかめます。

リクナビNEXT|映像業界の転職は、まずここで求人を見る

よいところ

  • 無料で会員登録でき、自分で求人を探して応募できる
  • 職務経歴書を登録すると、企業や転職エージェントからスカウトが届くことがある
  • 「映像制作」「映像編集」「AD」などのキーワードで正社員・契約社員の求人を比べられる

注意点

  • 映像業界専門のサイトではないので、キーワードと条件でしぼり込む
  • 派遣やアルバイトの求人を探すなら、ほかのサービスと組み合わせる

今すぐ無料で登録して求人を探す →

経験者は映像に強いエージェントを足す

映像の実務経験がある人は、映像業界に強い転職エージェントも併用しましょう。たとえばVookキャリアは映像業界に特化した中途向けのサービスで、2026年10月時点の公式サイトでは、業界未経験の人は現時点では紹介の対象外(ポートフォリオをもとに紹介できる場合あり)とされています。

このように映像特化のエージェントは経験者向けのことが多いので、未経験の人は総合転職サイトを軸にするのが現実的です。経験者のエージェントの比べ方はクリエイター転職エージェント8社比較にまとめています。求人を探す場所をもっと細かく比べたい人は、映像制作会社の求人の探し方も読んでみてください。

映像業界の転職で書類を通すコツ|職務経歴書とポートフォリオ

映像業界の書類選考では、「何ができる人か」が一目で伝わるかが勝負です。経歴をただ並べるだけでは、強みが伝わりません。

映像業界の転職で職務経歴書とポートフォリオに書くべき4項目(担当工程・使用ソフト・案件の種類と規模・前職の生かし方)を並べた図

職務経歴書に入れたい4項目

  • 担当した工程:企画・撮影・編集・仕上げのどこを担当したか
  • 使えるソフト:Premiere Pro・After Effects・DaVinci Resolve などと、何ができるか
  • 案件の種類と規模:CM・番組・Web動画など。社名が出せない場合は「大手飲料メーカーのWeb CM」のように書く
  • 前職の生かし方:進行管理・営業・接客の経験を、制作進行やディレクションにどう生かせるか

ポートフォリオは、応募先が作っている映像に近いものを先頭に置きましょう。長い作品より、1〜2分にまとめた作品を数本並べるほうが見てもらいやすいです。作品のまとめ方は動画編集ポートフォリオの作り方が参考になります。

面接でよく聞かれること

映像業界の面接では、「なぜ映像の仕事なのか」「どんな映像を作りたいか」「作品のどこを工夫したか」がよく聞かれます。作品を見せながら、意図と工夫を1〜2分で話せるようにしておきましょう。

忙しい時期の働き方について聞かれることもあります。どこまでなら対応できるのか、自分の考えを整理しておくと、入社後のずれも防げますよ。

編集部メンバーの話

映像の現場では、作品の出来だけでなく「この人に頼むと何が返ってくるか」を見ています。ポートフォリオの作品ごとに、自分がどこを担当したのかを一言添えておくと、採用する側はぐっと判断しやすくなります。チームで作った作品でも、担当した部分がはっきりしていれば立派な実績ですよ。

映像業界に転職して後悔しないために確認すること

映像業界は、会社によって働き方の差が大きい業界です。入ってから「こんなはずでは」とならないよう、応募前に次の点を確かめてください。

  • 雇用形態:正社員・契約・派遣・業務委託のどれか
  • 固定残業代:月給に何時間分の残業代が含まれているか
  • 休日:年間休日の日数と、休日出勤のときの代休
  • 担当範囲:最初の1年で何を任されるのか
  • 作品の扱い:関わった作品をポートフォリオに載せてよいか

とくに固定残業代は見落としやすいポイントです。月給が高く見えても、残業代込みのことがあります。働き方がきつい会社を避ける見分け方は、映像制作会社はやめとけと言われる5つの理由でくわしく解説しています。

リクナビNEXTが合う人

  • 映像業界に、正社員・契約社員で転職したい
  • 未経験・経験が浅く、まず求人の全体を見たい
  • 自分で探しながら、スカウトも待ちたい

合わない人

  • 派遣やアルバイトで、すぐ現場に入りたい(映像系の派遣・求人検索サイトから)
  • 映像の実務経験が長く、非公開の求人を紹介してほしい(映像に強いエージェントも併用)
  • 学生で、新卒の就職を考えている(新卒向けの就職サイトから)

映像業界の年収の目安

映像業界の年収は、職種と経験年数で大きく変わります。転職のときは、公的データと求人票の両方で見ておきましょう。

公的なデータでは、job tag の「映像編集者」の求人賃金は月28.8万円(令和7年度)です。12か月分で単純に計算すると約346万円で、これが入口の目安になります。一方、求人票では、映像編集の求人は年収300万〜400万円台が中心で、リーダー級やディレクター職になると600万円を超える求人も見られました(2026年10月19日時点のマスメディアン)。

経験を積んで担当範囲が広がるほど、年収は上がりやすくなります。職種ごとの差は映像クリエイターの年収でくわしく比べています。

映像業界に転職するまでの流れ

最後に、映像業界への転職の一般的な流れをまとめておきます。

  1. 狙う職種と働く場所を決める:AD・アシスタント・編集・ディレクターなどから1つ、制作会社・ポスプロ・インハウスなどから1つ選びます。
  2. 求人を10件ほど見比べる:応募条件・年収・休日を書き出し、自分が届く求人の傾向をつかみます。
  3. 作品と職務経歴書を整える:応募先が作っている映像に近い作品を先頭に置き、担当した工程を書きます。
  4. 応募して面接を受ける:作品の意図と工夫を説明できるようにしておきます。
  5. 条件を確かめて決める:雇用形態・固定残業代・休日を、労働条件通知書で確認してから入社を決めます。

転職活動は、在職中に進めるのがおすすめです。収入が途切れないので、焦らずに条件の合う会社を選べますよ。

映像業界の転職についてよくある質問

未経験の30代でも映像業界に転職できますか?

できます。ただし、若手の育成を目的に、対象年齢を区切った未経験可の求人もあります。30代なら、前職の経験を生かせる職種(制作進行・プロデューサー補佐・事業会社の動画担当など)を選び、作品を1本用意してから応募すると通りやすくなります。

job tag の平均年収583.3万円は、映像業界の相場ですか?

そのまま相場とは言えません。job tag の「映像編集者」の平均年収583.3万円(令和7年賃金構造基本統計調査)は、ゲーム・映像以外の専門職も含む広い職業分類の値で、平均年齢も41.7歳です。転職したばかりの年収は、求人票の金額(月給・年収の幅)で見てください。

資格は必要ですか?

必須の資格はありません。映像業界では、資格より作品と実務経験が見られます。ソフトの操作を身につけ、作品を作ることを優先しましょう。

地方からでも映像業界に転職できますか?

できますが、job tag では映像プロダクションは東京・大阪などの大都市圏に集中しているとされています。地方の人は、地元の制作会社やテレビ局の関連会社、企業の動画担当の求人も合わせて探してみてください。

応募の準備をもっと詳しく知りたい人へクリエイター転職の始め方|未経験から5ステップを読む →

まとめ|映像業界の転職は、職種を決めてから求人を見る

映像業界への転職は、未経験ならAD・制作進行・アシスタント、経験者なら編集・ディレクター・CGと、職種によって入口が分かれます。有効求人倍率は0.39倍と競争はありますが、入口を選べば未経験からでも道はあります。

大事なのは、狙う職種を決めて、その求人の条件を先に知ることです。条件がわかれば、作品や職務経歴書で何を準備すればいいかも決まります。

次にやることは1つだけです。リクナビNEXTに無料登録して職務経歴書を入れ、「映像制作」「映像編集」の求人を10件見比べてください。自分に届きそうな求人が見えれば、転職の準備は一気に進みますよ。

映像業界の求人を、条件で見比べたい人へ

リクナビNEXTで、映像業界の求人を探しましょう

登録は無料です。職務経歴書まで入れておけば、自分で求人を探すのと並行して、スカウトを待つこともできます。

  • 登録無料
  • 職務経歴書でスカウト

今すぐ無料登録して映像の求人を見る →

公式サイトに移動します/2026年10月時点の情報です

ABOUT ME
記事URLをコピーしました