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【職種別】映像制作フリーランスの年収|月額の相場と会社員との差・上げ方4つ

【職種別】映像制作フリーランスの年収|月額の相場と会社員との差・上げ方4つ
映像の仕事、どう始める?編集部

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映像制作の仕事で独立を考えはじめると、まず気になるのが「フリーランスになったら年収はいくらになるのか」ですよね。調べると「200万円台」から「1,000万円超」まで幅が広すぎて、自分がどこに入るのか見当がつかないと思います。

先にお伝えすると、フリーランスの映像制作者だけの公的な年収統計はありません。そのかわり、会社員の平均年収と、実際に募集されている業務委託案件の月額を並べると、かなり具体的な目安が出せます。

この記事では、映像ディレクター・カメラマン・編集やモーション・CGの職種別に、年収の考え方と相場をまとめました。読み終わるころには、「自分の経験だといくらが見込めるか」「年収を上げるには何を足せばいいか」がはっきりするはずです。

先に結論

映像制作のフリーランスの年収は、「案件の月額×稼働した月数」から経費・税金・社会保険を引いて考えるのが正解です。2026年10月にレバテッククリエイターで確認した映像系の業務委託案件は、上限の表示で月25万〜65万円。月50万円の案件に12か月入れれば、売上は600万円です。会社員の映像編集者の平均年収583.3万円(job tag)と並ぶ水準ですが、ここから経費と社会保険を自分で払う点が違います。映像制作の実務経験があるなら、まずレバテッククリエイターに無料登録して、自分の経験で届く案件の月額を確かめてください。

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Contents
  1. 映像のフリーランスの年収はいくら?まず全体像をつかむ
  2. 映像クリエイターのフリーランス年収を会社員と比べる
  3. 映像ディレクターのフリーランス年収の目安
  4. カメラマン(ビデオグラファー)のフリーランス年収
  5. 動画編集・モーショングラフィックス・CGのフリーランス年収
  6. 独立1年目の年収が下がりやすい3つの理由
  7. 映像制作フリーランスが年収を上げる4つの方法
  8. 月額の相場を確かめるならレバテッククリエイター
  9. よくある質問
  10. まとめ|年収は「月額×稼働月数」で見積もり、担当範囲で上げる

映像のフリーランスの年収はいくら?まず全体像をつかむ

映像のフリーランスの年収を知るには、3つの数字を組み合わせるのが近道です。会社員の平均年収、フリーランス全体の年収の分布、そして実際の案件の月額です。

公的な年収データは「会社員」の数字

厚生労働省のjob tagには、映像に関わる職業の平均年収が載っています。ただし元になっている賃金構造基本統計調査は、会社に雇われている人の調査です。フリーランスの収入は入っていません。

job tagに載っている映像系4職業の平均年収(映像編集者583.3万円・放送ディレクター544万円・CG制作539.6万円・テレビカメラマン492.2万円)の棒グラフ

映像ディレクターに近い「放送ディレクター」は544万円(プロデューサーなども含む分類)です。映像編集者の583.3万円は、ゲーム・映像以外の専門職も含む広い職業分類の値です。平均年齢も41.7歳なので、ベテランや管理職の給与も混ざっています。「映像の会社員の相場はこのくらい」という目安として見てください。

フリーランス全体では200万〜400万円未満が最多

フリーランス協会の調査(2024年)では、経費を引く前の年収で一番多かったのが200万〜400万円未満(26.8%)でした。200万円未満も17.9%います。職種を問わない全体の数字ですが、「独立すれば自動的に会社員より稼げる」わけではないことがわかります。

実際の案件は「月額いくら」で決まる

経験者向けの映像案件は、1本いくらではなく「月額いくら」の業務委託で募集されることがよくあります。2026年10月22日にレバテッククリエイターの映像系の案件一覧を見ると、1ページ目に並んだ業務委託案件は次のとおりでした。

職種の区分掲載件数月額の上限(1ページ目)月50万円以上
映像ディレクター27件25万〜65万円16件中10件
映像エディター33件25万〜65万円16件中8件

※1ページ目20件のうち、月額表示の業務委託案件だけを編集部で数えました。時給表示の派遣・業務委託は除いています。金額は「〜65万円」のような上限の表示です(2026年10月時点)。

上限60万円の案件がいちばん多く並んでいます。実務経験が数年ある人なら、月40万〜60万円の案件が現実的な目標になります。

映像クリエイターのフリーランス年収を会社員と比べる

映像クリエイターのフリーランス年収を会社員と比べるときに、まちがえやすいのが「売上」と「手取り」の違いです。月額50万円の案件は、会社員の月給50万円と同じではありません。

フリーランスの「年収」は売上のこと

会社員の年収は、会社が払う給与の総額です。厚生年金や健康保険の保険料は、会社と半分ずつ負担しています。

フリーランスが「年収600万円」と言うときは、たいてい取引先からの売上のことです。ここから機材・ソフト・交通費などの経費を引き、国民健康保険・国民年金・所得税・住民税を全部自分で払います。

月額50万円の案件に12か月入ると売上600万円。そこから経費・税金・社会保険を引いたものが手元に残るお金になる流れ図

会社員と同じ手取りを得るには、売上で上乗せが必要

会社員と同じくらいの手取りを残したいなら、フリーランスの売上は会社員の年収より高く見積もってください。経費と、会社が負担していた保険料のぶんを自分で稼ぐ必要があるからです。

さらに、案件と案件のあいだに空白の月ができることもあります。月額50万円でも、10か月しか稼働できなければ売上は500万円です。「月額×12」で考えず、「月額×実際に稼働できる月数」で計算するのがコツですよ。売上と手取りの計算の考え方は、動画編集者のフリーランスの年収でも詳しく扱っています。

映像ディレクターのフリーランス年収の目安

映像ディレクターの年収は、フリーランスになると報酬の受け方で大きく変わります。主な受け方は「月額の業務委託」と「1プロジェクトいくら」の2つです。

月額の業務委託なら月40万〜60万円が中心

レバテッククリエイターの映像ディレクターの区分には、2026年10月22日時点で27件の案件がありました。1ページ目の業務委託16件のうち、上限60万円の案件が7件と一番多く、月50万円以上は10件です。

中身はアニメ・ゲーム・遊技機の映像ディレクションや進行管理が中心です。必須条件には「映像制作の実務経験3年以上」などの年数が並んでいます。月50万円の案件に1年入れれば、売上で600万円前後が見込めます。

1プロジェクト単位なら50万〜150万円の例も

制作会社が外部の映像ディレクターを募集するときは、プロジェクトごとの報酬になります。企画から演出、現場の統括まで任せる募集なら、報酬は1プロジェクト50万〜150万円前後です(1社の例)。

プロジェクト単位は、本数が読めない月もあるぶん収入の波が出やすいです。月額の業務委託で土台を作り、プロジェクトの仕事を上に乗せる形が、映像ディレクターの年収を安定させやすい組み合わせです。会社員の映像ディレクターの年収と比べたい人は、映像ディレクターの年収をあわせて読んでみてください。

カメラマン(ビデオグラファー)のフリーランス年収

撮影を仕事にするフリーランスは、「1日いくら」の日当で受けるのが基本です。年収は、日当と撮影日数のかけ算でほぼ決まります。

job tagの「テレビカメラマン(動画カメラマン)」は平均年収492.2万円です。同じページの就業者アンケートでは、この職業でよく見る働き方として「自営、フリーランス」を挙げた人が37.8%いて、フリーで働く人が珍しくない職種です。

計算例として、日当3万円で月15日撮影すれば月45万円、年間の売上は540万円です。ただしカメラマンは、カメラ・レンズ・照明・音声機材の購入や更新に大きなお金がかかります。売上が同じでも、経費が重くなりやすい職種だと考えてください。

撮影だけでなく編集まで一人で受けられると、1件あたりの金額が上がります。撮る人と編集する人を分けたい発注者にとっても、窓口が1つで済むのは助かるからです。

動画編集・モーショングラフィックス・CGのフリーランス年収

編集だけでも、After Effectsが使えると月額案件に届く

レバテッククリエイターの映像エディターの区分は、2026年10月22日時点で33件でした。1ページ目の月額表示の業務委託16件は、上限で月25万〜65万円です。After Effectsでのモーショングラフィックスや、ゲーム・遊技機の映像編集が目立ちます。

一方で、YouTubeのカット編集を1本いくらで受ける働き方だと、年収は本数で頭打ちになります。単価と本数の関係は動画編集のフリーランスが厳しい理由で詳しく計算しています。モーションの仕事の種類はモーショングラフィックスの仕事にまとめました。

CGはフリーランスで働く道がはっきりある

job tagの「CG制作」は平均年収539.6万円です。就業者アンケートでこの職業でよく見る働き方を聞くと、「自営、フリーランス」を挙げた人が66.7%で、「正規の職員、従業員」の47.2%を上回っています(複数回答)。CGは、映像系のなかでもフリーランスで働く道がはっきりある職種です。

3DCGは扱える人が限られるぶん、ゲームや広告の案件で単価がつきやすい分野です。案件の取り方は3DCGフリーランスの仕事で紹介しています。

もっと詳しく比べたい人へ映像・動画編集の案件サイトを経験別に比べた記事を読む →

独立1年目の年収が下がりやすい3つの理由

独立した最初の年は、会社員時代より年収が下がることも珍しくありません。理由を先に知っておけば、準備で防げる部分があります。

理由1:最初の案件が決まるまで空白ができる

退職してから案件を探しはじめると、最初の参画までしばらく空くこともあります。その間の売上はゼロです。会社員のうちに、エージェントの面談や取引先との話を進めておくのが安全です。

理由2:入金は働いた月より後になる

フリーランスの報酬は、働いた翌月以降に振り込まれます。2024年11月に施行されたフリーランス法では、発注者は納品を受けた日から60日以内に支払期日を決めて払う決まりです。逆に言えば、最大2か月ほどは入金を待つ前提で生活費を用意しておく必要があります。

理由3:機材やソフトの出費が最初に重なる

会社の機材を使っていた人は、パソコン・ソフト・撮影機材を自分でそろえることになります。独立の年は経費がかさみ、手元に残るお金が少なくなりがちです。請求書や確定申告の準備は、請求書の書き方と確定申告の考え方で確認しておくと安心です。

映像制作フリーランスが年収を上げる4つの方法

年収を上げる方法は、職種が違っても大きくは同じです。共通しているのは、「1件で任される範囲」を広げると単価が上がることです。

映像制作フリーランスが年収を上げる4つの方法(担当範囲を広げる・上流工程に回る・直接取引する・月額の継続契約にする)を並べた図

方法1:撮影・編集・ディレクションの担当範囲を広げる

編集だけの人が撮影も受ける、撮影だけの人が編集まで仕上げる。1つ足すだけで、1件あたりの金額は変わります。発注者にとっても、頼む相手が減るのは大きな助けです。

方法2:企画・ディレクションの上流工程に回る

作業の時間で売る仕事は、どこかで上限が来ます。企画や演出、進行管理まで担当すると、報酬が「作業時間」ではなく「プロジェクトの責任」に対して払われるようになります。

方法3:依頼主と直接取引する

制作会社の下で受ける仕事は、間に入る会社のぶん金額が下がります。実績がたまってきたら、企業や代理店から直接受ける仕事を少しずつ増やしてください。値段を自分で提案できるようになると、年収の上限が上がります。

方法4:月額の継続契約で空白の月をなくす

単発の仕事だけだと、空白の月がそのまま年収を下げます。月額の業務委託に1本入っておけば、稼働月数が安定します。そのうえで単発やプロジェクトの仕事を乗せるのが、年収を積み上げやすい形です。

編集部メンバーの話

映像の現場で外部の人に頼むとき、ありがたいのは「この人に渡せば最後まで形になる」と思える人です。撮影もわかる編集者や、編集の段取りまで見えているディレクターには、自然と次の仕事も相談したくなります。年収の差は、腕の差より「どこまで任せられるか」で開いていく印象ですね。

月額の相場を確かめるならレバテッククリエイター

自分の年収の見込みを知るには、自分の経験で応募できる案件の月額を実際に見るのが早道です。そのために、まずレバテッククリエイターに登録してください。

公式サイトによると、レバテッククリエイターはWeb・ゲーム業界に特化したクリエイター向けのフリーランスエージェントです。常時案件は1,000件、登録は1分で完了し、サービスはすべて無料です。支払いは当月末締め・翌月15日払いです(2026年10月時点)。

映像では、映像ディレクター・映像エディターのほか、モーションデザイナーやエフェクトデザイナーの案件があります。サービスの評判や、紹介を断られやすい条件はレバテッククリエイターの評判にまとめています。

レバテッククリエイターが合う人

  • 映像制作の実務経験が2〜3年以上ある
  • After Effects・モーション・CGが使える
  • アニメ・ゲーム・遊技機・Web広告の映像に関わってきた
  • 月額の業務委託で年収を安定させたい

合わない人(ほかの行動がおすすめ)

  • 実務経験がまだない → 会社や副業で実績を作る
  • テレビ・CMの映像が中心 → 映像業界の転職・制作会社の外部募集も見る
  • Web・SNS向けの動画を週1〜2日だけ受けたい → 別の案件紹介サービスも比べる

Web・SNS向けの動画を少ない日数で受けたい人は、MarketerAgentクリエイティブの評判も読んでみてください。エージェントの得意分野を並べて比べたいなら、クリエイターエージェントの選び方が役に立ちます。

よくある質問

映像制作のフリーランスで年収1,000万円は可能ですか?

可能ですが、月額の業務委託1本だけでは届きにくい金額です。月65万円の案件に12か月入っても、売上は780万円です。ディレクションや直接取引でプロジェクト単位の仕事を重ねる、チームで受けるなど、作業時間の外で売上を作る工夫が必要になります。

独立するなら実務経験は何年あればいいですか?

レバテッククリエイターの映像案件にも、「実務経験3年以上」を条件にした募集が並んでいます。独立の目安は2〜3年と考えてください。独立までの順番は映像制作のフリーランスになるにはで解説しています。

月額50万円の案件だと手取りはいくらですか?

経費の額、住んでいる自治体、家族構成で変わるので、一律には言えません。少なくとも、会社員の月給50万円と同じ手取りにはならないと考えてください。国民健康保険・国民年金・所得税・住民税を自分で払い、経費も差し引かれるからです。

地方に住んでいてもフリーランスで稼げますか?

稼げますが、月額の業務委託は東京近郊での常駐を前提にした案件も混ざっています。地方なら、フルリモート可の案件にしぼるか、地元の企業や制作会社との直接取引を軸にしてください。

もっと詳しく比べたい人へ映像・動画編集の案件サイトを経験別に比べた記事を読む →

まとめ|年収は「月額×稼働月数」で見積もり、担当範囲で上げる

映像制作のフリーランスの年収は、案件の月額と稼働できた月数で決まります。経験者向けの映像案件は、上限の表示で月25万〜65万円。月50万円に1年入れば、売上は600万円です。

ただし、フリーランスの年収は売上です。経費・税金・社会保険を自分で払うぶん、会社員と同じ手取りには売上の上乗せが必要になります。年収を上げるカギは、担当範囲を広げ、上流工程や直接取引に進み、月額の継続契約で空白の月をなくすことです。

次にやることは1つです。レバテッククリエイターに登録して、自分の経験で届く案件の月額を確かめてください。その数字が、独立後の年収を考える確かな出発点になります。

独立後の年収を、実際の案件で見積もりたい人へ

自分の経験で届く月額を、まず確かめよう

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