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【結論】アフターエフェクト 買い切り|正規に買えない理由と現実的な3択

アフターエフェクト 買い切りのアイキャッチ画像
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アフターエフェクトって買い切りできないんですか?毎月払い続けるのがしんどくて、一回払って終わりにしたいんですけど…。

わかります。

私も本業で使い始める前に、同じことを検索して「永久版」を売る怪しいサイトを何個も開きました。

結論から言うと、アフターエフェクトの買い切り版は2026年9月23日時点で正規には存在せず、最後の買い切り版だったCS6もAdobe公式が「販売を終了」と明記しています。

そのうえで現実的な道は、単体プランを年契約で使う、デジハリの講座で1年分をまとめ払いする、買い切りできる別のソフトに乗り換える、の3つです。

この記事では、Adobe・デジハリ・Blackmagic Design・Appleの公式ページを2026年9月23日に開いて確認した価格だけを根拠に、3つの道を比べます。

この記事でわかること
  • アフターエフェクトに買い切り版が無いことを、公式のプラン表とヘルプのどこで確認できるか
  • 最後の買い切り版CS6(11.0)が、公式の対応表でどのOSまでしか動作確認されていないか
  • 「永久版」「買い切り版」をうたう販売サイトや中古CS6に手を出さない理由
  • 単体プラン・デジハリ・買い切りソフト乗り換えの3択の、当日実測の価格と向く人
  • 買い切りできるDaVinci Resolve Studio・Blender・Motionが、AEの代わりになる範囲とならない範囲
  • 現役のMV制作者が、買い切りが無いサブスクとどう付き合っているか

そもそもAfter Effectsで何ができるのかを先に知りたい人は、After Effectsの使い方完全ガイドで全体像を押さえてから戻ってくると、3択の判断がしやすくなります。

Contents
  1. 1. アフターエフェクトの買い切り版は2026年9月時点で存在しない
  2. 2. アフターエフェクトの買い切りが消えた経緯|CS6(11.0)が最後の買い切り版
  3. 3. 中古やダウンロード版のアフターエフェクト 買い切り(CS6)を今買っても実用にならない4つの理由
  4. 4. アフターエフェクト 買い切りの代わりになる現実的な3択【比較表】
  5. 5. 選択肢①:アフターエフェクト 買い切りに一番近い使い方は「単体プランを年契約」
  6. 6. 選択肢②:デジハリのAdobeマスター講座で、アフターエフェクト 買い切り並みに1年分を一括で払う
  7. 7. 選択肢③:アフターエフェクト 買い切りをあきらめて、買い切りできるソフトへ乗り換える
  8. 8. 【実体験】アフターエフェクト 買い切りが無くても、私がサブスクで困っていない理由と困る場面
  9. 9. アフターエフェクト 買い切りについてよくある質問
  10. 10. アフターエフェクト 買い切りのまとめ

1. アフターエフェクトの買い切り版は2026年9月時点で存在しない

まず、いま買えるものを公式のプラン表で確認しましょう。

2026年9月23日にAdobe公式のAfter Effects製品ページとCreative Cloudプラン一覧を開くと、並んでいるのはすべて月額のサブスクリプションです。

プラン月額(税込・年間プラン月々払い)年に直すと
After Effects 単体プラン3,280円/月39,360円
Creative Cloud Pro(20以上のアプリ)9,080円/月108,960円
Creative Cloud Standard6,480円/月77,760円
学生・教職員版 Creative Cloud Pro最初の3か月980円/月 → 4か月目以降2,180円/月 → 2年目以降4,180円/月初年度の目安 22,560円

「買い切り」「永続ライセンス」「パッケージ版」に当たる欄は、どのページにもありません。

つまり、いまAdobeからAfter Effectsを手に入れる方法は、期間で払うサブスクリプションだけです。

ちなみに学生・教職員版の初年度の目安は、980円×3か月と2,180円×9か月を足した金額で、私が計算したものです。

製品ページの「年間プラン(月々払い)の場合、3,280 円/月(税込)です」という一文が、単体プランの基準の価格になります。

年間プランの一括払いや、1か月ごとに解約できる月々プランの金額は、購入画面まで進まないと表示されないので、この記事では月々払いの価格で統一しています。

同じ日にキャンペーンの表示が2種類あった件

2026年9月23日の時点で、After Effectsの無料体験ページはCreative Cloud Proが最初の3か月4,539円/月、プラン一覧ページは最初の12か月が25%OFFの6,810円/月と、別のキャンペーンを表示していました。

どちらも新規登録者限定と書かれているので、契約する直前に自分が入る画面の表示を確認してみてください。

2. アフターエフェクトの買い切りが消えた経緯|CS6(11.0)が最後の買い切り版

買い切り版が無いのは、最初からではありません。

After Effectsにも、一度買えばずっと使えるパッケージ版があった時代があります。

アフターエフェクト 買い切り版が消えるまでの流れを示す図解
買い切り版はCS6が最後。2013年以降の新バージョンはCreative Cloud専用になり、公式の対応表も「Creative Suite製品は販売終了」と明記している

流れを整理すると、こうなります。

時期できごと
2012年最後の買い切り版「Creative Suite 6(CS6)」が発売。After Effectsはバージョン11.0。同じ時期にサブスクのCreative Cloudが始まる
2013年以降新しいバージョンはCreative Cloud(サブスク)専用になる
2017年1月AdobeによるCS6の直販が終了。正規の買い切りルートが消える
2022年10月更新の公式ページ「Creative Suite 製品は弊社における販売を終了しておりますので、Creative Cloud の導入をご検討ください」と明記

最後の行は、Adobe公式ヘルプの「旧バージョンの対応 OS : After Effects」というページに書かれている文章をそのまま引用したものです。

ページの最終更新日は2022年10月12日で、2026年9月23日に開いても同じ文章が残っていました。

「買い切り版は終わった」という話は噂ではなく、Adobe自身が公式ヘルプに書いている事実です。

2012年・2013年・2017年1月という区切りは、兄弟記事のPremiere Pro 永久ライセンスは買える?で整理した経緯と同じです。

Premiere ProもAfter Effectsも同じCreative Suiteの一員だったので、買い切りが消えたタイミングは共通なんですよ。

サポート終了の案内ページは、いまは開けない

ひとつ正直に書いておきます。

Adobe公式ヘルプには「Adobe Creative Suite 6 のサポート終了」という案内ページがあったのですが、2026年9月23日に開いたところ404エラーで表示されませんでした。

そのため、CS6の再認証がいつまでできるかという細かい条件は、この記事では公式の文章で確かめられていません。

確かめられたのは、販売終了の明記と、次の章で見る対応OSの表までです。

3. 中古やダウンロード版のアフターエフェクト 買い切り(CS6)を今買っても実用にならない4つの理由

「無いなら中古のCS6を買えばいいのでは」と考える人もいると思います。

私はおすすめしません。

気持ちの問題ではなく、公式の表と実務の両方から見て、仕事の道具として成立しないからです。

アフターエフェクト 買い切りのCS6を今買っても実用にならない4つの理由の図解
対応OS・サポート・互換性・販売元の4点で、CS6は2026年の仕事道具として成立しない

理由1:公式の動作確認はWindows 8.1とMac OS X 10.11で止まっている

先ほどの「旧バージョンの対応 OS」ページには、After Effects CS6(11.0)の対応表が載っています。

Windowsは7(SP1)と8(8.1含む)が「対応しています」で、Windows 10は「動作保証外」の記号です。

Macは10.6.8から10.9までが「対応」、10.10が「使用できます」、10.11が「一部注意事項がありますが、使用できます」で、それより新しいOSは「動作保証外」になっています。

つまり2026年に売られているWindows 11やmacOS 15以降のパソコンでは、CS6はAdobeの動作保証外です。

ページにも「動作保証外の OS における製品のご使用はお勧めしておりません」と書かれています。

理由2:セキュリティ更新もサポートも終わっている

販売が終了したソフトには、不具合やセキュリティの修正が配られません。

クライアントの素材を預かって作業するソフトが、10年以上更新されていない状態というのは、納品する側として説明がつかないと思います。

理由3:現行バージョンのプロジェクトやテンプレートが開けない

After Effectsのプロジェクトファイルは、一般に、新しいバージョンで保存したものを古いバージョンでは開けません。

いま配布されているテンプレートや、共同作業者から届くプロジェクトは現行バージョンで作られているので、CS6では受け取れない場面が増えます。

私の仕事だと、MVの案件でディレクターから受け取るプロジェクトが最新版なのは当たり前なので、ここで詰むんですよ。

理由4:「永久版」を売っているサイトは正規品ではない

「After Effects 永久版」「買い切り版」と書いて数千円で売っているサイトは、いまも検索に出てきます。

Adobeが買い切り版を販売していない以上、そこで売られているものは海賊版か、規約に反した転売品のどちらかと考えるのが自然です。

相場より大きく安いのは、お得なのではなく正規品ではないだけです。

商用の案件で不正なライセンスが見つかると、失うのは数千円ではなく仕事の信用のほうなので、ここだけは避けてほしいですね。

4. アフターエフェクト 買い切りの代わりになる現実的な3択【比較表】

買い切りが無いと分かったうえで、では何を選ぶか。

私が実際に人に聞かれたときに答えている道は3つです。

アフターエフェクト 買い切りの代わりになる3つの選択肢の図解
単体プランを年契約・デジハリで1年分をまとめ払い・買い切りソフトへ乗り換えの3択。金額は2026年9月23日の公式実測
選択肢払い方と金額(税込・2026年9月23日時点)使えるもの向く人
① After Effects単体プランを年契約3,280円/月(年間プラン月々払い)=年39,360円After Effectsのみ。常に最新版AEだけあればよく、Adobeの正規品を仕事で使う人
② デジハリ「Adobeマスター講座」で1年分をまとめ払い68,800円(2026年10月2日確認。9月には期間限定65,360円のセール表示あり)。一括払いCreative Cloud(学生・教職員版)の全アプリを1年+動画教材3か月AE以外にPremiereやPhotoshopも使い、1年分を一度に払って済ませたい個人
③ 買い切りできる別ソフトへ乗り換えDaVinci Resolve Studio 51,980円/Blender 0円/Motion 8,000円ソフトごとに違う(後述)「毎月払う」こと自体をやめたい人。AE指定の案件が無い人

After Effectsそのものを使い続けるなら①か②、毎月払うことをやめたいなら③、という分かれ方です。

①と②はどちらもサブスクなので、買い切りにはなりません。

ただ「年に1回まとめて払う」という形にすれば、毎月引き落とされる感覚からは離れられます。

③だけが本当の買い切りですが、After Effectsではなくなるので、できることが変わります。

ここから1つずつ見ていきましょう。

5. 選択肢①:アフターエフェクト 買い切りに一番近い使い方は「単体プランを年契約」

After Effectsだけが必要なら、単体プランの年間契約が基準になります。

3,280円/月×12か月で年39,360円です。

この金額はAfter Effectsの料金はいくら?で損益分岐まで計算しているので、Creative Cloud Proとどちらが得かはそちらに任せます。

ここでは「買い切りがほしかった人」が単体プランを選ぶときに、押さえておくと安心な3点だけ。

その1:7日間の無料体験と、購入後14日以内の全額返金がある

公式の無料体験ページには「After Effectsを7日間無料でお試しいただけます」とあり、さらに「購入後14日以内に解約すると全額返金されます」と書かれています。

買い切りと違って、合わなければ引き返せる期間が最初にあるのは、サブスクの数少ない利点ですよ。

体験版の細かい仕組みはAfter Effectsは無料で使える?体験版7日間と最安ルートにまとめています。

その2:年間プランは途中でやめると解約料がかかる

年間プランを月々払いにすると、契約の途中で解約したときに残りの期間に応じた解約料が発生します。

「買い切りのつもりで年契約したけれど、3か月で使わなくなった」という人が一番損をするのがこの解約料です。

金額の計算式と正規に発生させない方法はAdobe解約金はいくら?発生条件と正規に回避する方法で公式の例示表をもとに検算しています。

案件があるときだけ使いたい人は、年間プランではなく1か月単位の月々プランを購入画面で見比べてから決めるほうが安全です。

その3:買い切りには無かった「常に最新版」が付いてくる

CS6の時代は、メジャーバージョンが上がるたびにアップグレード費用を払っていました。

サブスクでは新しいバージョンもAI系の新機能も追加料金なしで降ってきます。

納品先やチームとバージョンを揃えやすいのは、仕事で使う立場だと地味に大きいんですよね。

6. 選択肢②:デジハリのAdobeマスター講座で、アフターエフェクト 買い切り並みに1年分を一括で払う

「毎月の引き落としが嫌」という人に、私がよく紹介しているのがこの道です。

デジタルハリウッドのオンラインスクールが出している「Adobeマスター講座」は、3か月の動画教材に、Creative Cloud(学生・教職員版)の12か月ライセンスが付属する講座です。

2026年9月23日に公式ページで確認した受講料は68,800円(税込)で、当時は9月30日まで5%OFFの65,360円というセール表示が出ていました。

2026年10月2日の再確認時点では通常価格のみの表示でした。

一括払いで1年分が手に入るので、支払いの形だけで言えば、いまのAdobeで買い切りにいちばん近い買い方です。

After Effectsだけでなく、PremiereもPhotoshopもIllustratorも同じ1年分に含まれます。

公式ページのよくある質問には「受講料と1年分のAdobeCCライセンス利用料を含んだ価格です。そのほかにかかる費用はございませんが、アプリケーションの利用のためのパソコン、およびインターネット環境はご用意ください。」と書かれています。

申し込む前に知っておきたい条件

公式ページの注意書きから、買い切り感覚で申し込む人がつまずきやすい点を拾っておきますね。

デジハリ公式ページに書かれている条件(2026年9月23日確認)
  • 付属するライセンスは個人としてのみ利用可能で、法人での購入・利用はできない
  • ライセンスは日本国内でのみ利用可能
  • 申込後45日以内に学習システムへログインしないと、Creative Cloudの利用が停止される場合がある
  • 入金確認後すぐに受講期間が始まり、開始時期を調整することはできない
  • ライセンスは1年間で、2年目以降は再度の申し込みが必要

「買い切り」ではなく「1年分の前払い」だという点だけ、勘違いしないでおいてください。

講座の中身や、毎年この方法で更新し続ける流れはデジハリAdobeマスター講座の実態に分けて書いています。

なお、私自身はこの講座を受講しておらず、本業でAdobeを使う立場から公式ページの条件を読んで書いています。

7. 選択肢③:アフターエフェクト 買い切りをあきらめて、買い切りできるソフトへ乗り換える

「サブスクという形そのものが嫌だ」という人は、ソフトを変えるのが筋です。

After Effectsと近い役割を持ち、買い切りか無料で手に入るものを、2026年9月23日に公式ページで確認した価格で並べます。

ソフト価格(税込・2026年9月23日時点)AEの代わりになる範囲ならない範囲
DaVinci Resolve Studio(Fusionページ)51,980円の買い切り。無償版もあり合成・キーイング・トラッキング・タイトルなどのVFXAE用テンプレートやプラグインの資産。ノード式なのでAEの操作感は引き継げない
Blender0円(GPLライセンス。商用利用も可)3DCG・3Dアニメーション・簡単な合成2Dのモーショングラフィックスの作りやすさ。テロップ・レイヤー式の編集
Motion(Apple)8,000円の買い切り。macOS 15.6以降タイトル・トランジション・2D/3DのモーショングラフィックスWindowsでは使えない。Final Cut Pro前提の設計
アフターエフェクト 買い切りの代わりに使える買い切りソフト3つの図解
DaVinci Resolve Studio・Blender・Motionが代わりになる範囲とならない範囲。価格は2026年9月23日の公式実測

DaVinci Resolve Studioの51,980円は、Blackmagic Designの公式ストアで確認した税込価格です。

同じストアには合成専用の「Fusion Studio」もありますが、「Fusion StudioのアクティベートにはResolveライセンスが必要です」と書かれているので、実質はResolve Studioを買う形になります。

Blenderは公式サイトが「Free to Use. Free to Change. Free to Share. Free to Sell Your Work.」と掲げていて、仕事で使っても費用はかかりません。

Motionは日本のApp Storeで8,000円、バージョン6.3、動作条件はmacOS 15.6以降と表示されていました。

現役の見立て:代わりが成立する領域と、しない領域

私は本業でAfter EffectsとBlenderの両方を使っていて、DaVinci ResolveとMotionは実機で日常的には触っていません。

その範囲で言うと、合成やトラッキングのような「素材を組み合わせる仕事」は、ソフトが変わってもやり方を覚え直せば成立します。

成立しにくいのは、リリックMVやVJ映像のように、AE用のテンプレートやプラグイン、そして「AEで納品」という取引先の指定が前提になっている領域です。

ここはソフトの性能の話ではなく、業界で受け渡しされているファイルの形式の話なので、個人の努力で変えにくいんですよね。

なので乗り換えを考えるなら、「自分の仕事や趣味にAE指定があるか」を先に確認してみてください。

指定が無いなら、まず無償版のDaVinci ResolveでFusionページを触ってみるのが、お金のかからない試し方です。

ノードの考え方はDaVinci Resolve Fusion入門!ノードの基本と使い方で、無償版で使える範囲とあわせて書いています。

無償版で足りると分かってから、必要になった時点でStudio版を買い足す流れが、買い切り派にはいちばん傷が浅いと思います。

created by Rinker
Blackmagic Design
51,980円(税込)/買い切り・販売元 Blackmagic Design/120fpsまでの10-bitビデオと4Kを超える解像度に対応、DaVinci AI Neural Engine 搭載 ※2026年8月6日時点の公式ストア表示。実売価格は各ストアで変動します

After Effects以外の動画編集ソフトまで含めて「買い切り」の中身を横並びで見たい場合は、動画編集ソフト買い切り比較!永続の中身は3種類で、各社の永続ライセンスの条件を公式の表記で比べています。

8. 【実体験】アフターエフェクト 買い切りが無くても、私がサブスクで困っていない理由と困る場面

最後に、買い切りが無い世界で実際にどう使っているかを書いておきます。

私は2025年からAfter Effectsを本格的に使い始めて、3か月ほどでVJ・ライブ演出映像の大型案件を受けました。

いまは実写MVやリリックMVを含めて月5本ほどのペースで、契約はAfter Effects単体ではなく、PremiereやPhotoshopも入ったCreative Cloudのコンプリート系のプランです。

毎月1万円近く払っていて、もったいないと思わないんですか?

正直に言うと、案件が入り始めてからは思わなくなりました。

理由は単純で、1案件の単価が最低でも10万円になったいま、ソフト代は月の売上の数%に収まっているからです。

買い切りかサブスクかより、「そのソフトで月にいくら稼ぐか」が決まると、支払い方の悩みは自然に小さくなります。

もうひとつ、ディレクターや他のクリエイターとプロジェクトをやり取りするとき、全員が最新版なのが当たり前なのは本当に助かっています。

それでも困る場面は2つある

困る場面もちゃんとあるんですよ。

ひとつは、映像の案件が少なくてCGの仕事だけになった月も、同じ金額が引き落とされることです。

もうひとつは、年間契約の途中でプランを見直したくなったときに、解約料の条件を毎回読み直さないといけないことです。

だから、まだ案件が無い段階で「買い切りがほしい」と感じている人の気持ちは、私は否定しません。

その段階なら、7日間の無料体験で1本作り切ってから、単体プランか、月々プランか、乗り換えかを決める順番がいちばん安全ですよ。

9. アフターエフェクト 買い切りについてよくある質問

Q. 昔、正規に買ったCS6を持っています。今も使っていいですか?

正規に購入したライセンスなら、使うこと自体は問題ありません。

ただし公式の対応表ではWindows 8.1とMac OS X 10.11までしか動作確認されておらず、新しいパソコンへの再認証ができるかどうかも、案内ページが404のため公式で確認できませんでした。

仕事で使うソフトとしては、現行バージョンに移る前提で考えるほうが安全です。

Q. 年間プランの一括払いは買い切りと同じですか?

違います。

一括で払っても使えるのは1年間で、翌年も使うなら再び支払いが必要です。

「毎月の引き落としを無くしたい」だけなら一括払いで目的は達成できますが、「一度払えばずっと使える」にはなりません。

Q. 学生です。買い切りが無いなら一番安い方法は?

2026年9月23日時点の公式表示では、学生・教職員版のCreative Cloud Proが最初の3か月980円/月、4か月目以降2,180円/月、2年目以降4,180円/月でした。

After Effects単体の3,280円/月より安く、20以上のアプリが使えるので、条件を満たす人はまずこちらです。

社会人が学生・教職員版に近い価格で使う正規の道はAdobe CC 学割の全ルートにまとめています。

Q. Premiere Proだけ買い切りにする方法はありますか?

ありません。

Premiere ProもAfter Effectsと同じCreative Suiteの一員だったので、買い切りが消えた経緯も現状も同じです。

Premiere側の事情はPremiere Pro 永久ライセンスは買える?で、同じ切り口で整理しています。

Q. セールを待てば買い切り並みに安くなりますか?

安くはなりますが、買い切りにはなりません。

2026年9月23日時点でも、Creative Cloud Proの新規登録者向けに「最初の3か月50%OFF」や「最初の12か月25%OFF」の表示が出ていました。

After Effects単体プランの割引は同日には確認できませんでした。

時期の傾向はAdobeセールはいつ?年間の時期パターンで追っています。

買い切りが無いと分かったら、次に決めること

同じ検討段階の人が、この次に調べている内容をまとめています。

→ After Effectsの料金|単体とCC Proの損益分岐

→ 年契約の前に:Adobe解約金の発生条件と正規の回避法

→ 乗り換えるなら:DaVinci Resolveの料金と無償版・Studioの損益分岐

10. アフターエフェクト 買い切りのまとめ

この記事のまとめ
  • 2026年9月23日時点で、After Effectsの買い切り版は正規には存在しない。公式のプラン表はすべてサブスク
  • 最後の買い切り版は2012年のCS6(11.0)。公式ヘルプが「Creative Suite 製品は弊社における販売を終了」と明記している
  • CS6の公式動作確認はWindows 8.1・Mac OS X 10.11まで。中古や「永久版」の購入はおすすめしない
  • 選択肢①:単体プランを年契約(3,280円/月=年39,360円)。7日間体験と14日以内の全額返金あり
  • 選択肢②:デジハリのAdobeマスター講座で1年分を一括払い(68,800円)
  • 選択肢③:DaVinci Resolve Studio(51,980円)・Blender(0円)・Motion(8,000円)へ乗り換え。AE指定の案件が無い人向け
  • 迷ったら、7日間の無料体験で1本作り切ってから決める

アフターエフェクトの買い切りを探す旅は、残念ながら「存在しない」がゴールです。

ただ、年契約・1年分の前払い・買い切りソフトへの乗り換えと、正規のまま出費を抑える道は3つ残っています。

怪しい「永久版」に数千円払うくらいなら、その分を7日間の無料体験のあとの1か月に回すほうが、結果的に安くて安全ですよ。

次に読むなら、単体プランとCreative Cloud Proのどちらが得かを計算したAfter Effectsの料金はいくら?か、体験版を無駄にしない使い方を書いたAfter Effectsは無料で使える?がおすすめです。

本記事の価格・条件・引用文は、2026年9月23日に以下の公式ページを開いて確認したものです。

価格はすべて税込で記載しています。

  • Adobe「After Effects」製品ページ、「Creative Cloudのプラン、価格、メンバーシップ」、「学生と教職員向けCreative Cloud Pro」、「After Effectsを無料で始める」… 単体3,280円/月、CC Pro 9,080円/月、CC Standard 6,480円/月、学生・教職員版の価格、7日間体験と14日以内の返金、キャンペーン表示
  • Adobeヘルプ「旧バージョンの対応 OS : After Effects」(最終更新 2022年10月12日)… 「Creative Suite 製品は弊社における販売を終了」の記述、CS6(11.0)の対応OS表と記号の凡例
  • Adobeヘルプ「Adobe Creative Suite 6 のサポート終了」… 同日404エラーで閲覧できず
  • デジハリ・オンラインスクール「Adobeマスター講座」… 68,800円(9月は5%OFFセールあり)、付属ライセンスの条件
  • Blackmagic Design公式ストア「DaVinci Resolve and Fusion」… DaVinci Resolve Studio 51,980円、Fusion Studioの条件
  • Blender「License」ページ… GPLと商用利用の記述
  • App Store(日本)「Motion」… 8,000円、バージョン6.3、macOS 15.6以降

2012年・2013年・2017年1月というCS6からCreative Cloudへの移行の区切りは、当サイトのPremiere Pro永久ライセンスの記事で整理した経緯にそろえています。

7章の「代わりになる範囲」は、筆者が本業でAfter EffectsとBlenderを使っている範囲の見立てで、DaVinci ResolveとMotionは実機で日常的には使っていません。

年間プランの一括払いと月々プランの金額は購入画面でのみ表示されるため、本記事では掲載していません。

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