After Effectsは無料で使える?体験版7日間と最安ルート
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After Effectsって無料で使えるって聞いたんですけど、本当ですか?体験版を入れたら気づかないうちに課金されそうで、ダウンロードボタンが押せずにいます…。
こんにちは、現役MVクリエイターの青来です。After Effectsを無料で使いたい、でも課金が怖い。その気持ち、めちゃくちゃわかります。僕も学生の頃、体験版の申し込み画面でクレジットカード番号を求められて一度ブラウザを閉じました。
先に結論から言います。After Effectsを無料で使える正規のルートは、Adobe公式の7日間無料体験版だけです。期間の制限がない恒久的な無料版は、2026年8月2日時点で公式に用意されていません。
この記事を書く前に、Adobe公式のAfter Effects無料体験ページとCreative Cloudのプランページを実際に開いて数字を拾ってきました。以下はすべて2026年8月2日時点の実測です。
そして大事なのはここから。7日間が終わったあと、いくら払えばAfter Effectsを使い続けられるのか。単体プランなら月3,280円、条件を満たせる人なら月980円から始まるルートもあります。そこまで含めて全部並べていきますね。
- After Effectsが無料で使える範囲と、どうやっても無料にならない範囲
- 無料体験版7日間の申込条件・自動課金のタイミング・返金の扱い(公式実測)
- 7日だけの体験期間を「触っただけ」で終わらせないための7日間プラン
- 無料期間が終わったあとの5つの料金ルートと、1年目の総額比較
- After Effectsの代わりに無料で使えるソフトは、どこまで代替できてどこから無理か
After Effectsそのものの操作を知りたい人はAfter Effectsの使い方 完全ガイドから読んでみてください。この記事は「無料で使えるのか」「そのあといくらかかるのか」の1点に絞って深掘りします。
- 1. After Effectsは無料で使える?結論は「7日間の体験版だけ」
- 2. After Effects無料体験版7日間の実際|申込手順と自動課金の条件
- 3. After Effectsの無料体験7日間を無駄にしない使い方プラン
- 4. After Effectsの無料期間が終わったあとの料金ルート5つを比較
- 5. After Effectsの代わりに無料で使えるソフトはどこまで代替できる?
- 6. 【実体験】After Effectsの無料代替で僕が詰まった場面
- 7. After Effectsを無料で試したあとの予算別おすすめルート
- 8. After Effectsの無料利用に関するよくある質問
- 9. まとめ|After Effectsの無料ルートとその後の現実的な選択
1. After Effectsは無料で使える?結論は「7日間の体験版だけ」
After Effectsを無料で使える正規ルートは、Adobe公式の7日間無料体験版だけです。期間無制限で使える恒久的な無料版は、2026年8月2日時点でAdobe公式に存在しません。

無料で使える範囲:7日間はフル機能で触れる
Adobe公式の無料体験ページには、体験版について「最新アップデートを含むフル機能のアプリをご利用いただけます」と明記されています。機能制限版ではなく、製品版と同じものが7日間動く、という書き方です。
同じページには、体験版に付いてくる特典として「2万点を超えるフォント」「毎月25の生成クレジット」「Frame.ioでの共同作業」「ライブラリ」なども並んでいました。Adobe Expressも付属すると書かれています。
僕はこの記事のために全機能を横断で実機検証したわけではないので、機能面については公式ページの記述としてそのままお伝えします。ここは推測で盛らないほうが読者の役に立つと思っています。
無料で使えない範囲:期間無制限の無料版・買い切り版はない
ここが検索して混乱するポイントです。After Effectsには、Blenderのような「ずっと無料のバージョン」も、一度買えば使い続けられる買い切り版も用意されていません。
Adobeの提供形態はサブスクリプション(月額・年額)で統一されていて、公式のプランページに並んでいるのも月額表記のプランだけでした。買い切りのパッケージ製品は、公式の販売ラインナップに見当たりません。
つまり「7日間で判断して、続けるなら払う」という設計です。無料と有料の境界が7日目と8日目のあいだにくっきり引かれている、と考えてもらうのがいちばん近いですね。
After Effectsを「無料で使う裏技」に手を出すと何が起きるか
検索するとクラック版や格安シリアルの情報が出てきます。この記事では非正規の入手方法は一切紹介しません。紹介しないだけでなく、はっきり止めます。
非正規のAfter Effectsを使うリスクは、ソフトが止まることではなく、仕事が止まることです。
改造されたインストーラにマルウェアが仕込まれていれば、制作中のプロジェクトも納品前の素材も丸ごと危険にさらされます。案件で使えばライセンス的にも説明がつきません。映像で食べていこうとする人にとって、ここは踏んではいけない一線です。
それに、格安シリアルを追いかける時間で案件を1本こなしたほうが、たいてい元が取れます。After Effectsの単体プランは月3,280円。動画編集の案件単価で言えば、初心者の仕事1本分に届くかどうかの金額です。わざわざリスクを取る意味がないんですよ。
2. After Effects無料体験版7日間の実際|申込手順と自動課金の条件
After Effectsの無料体験版は7日間で、8日目から自動的に請求が始まります。ただし請求開始後14日以内に解約すれば全額返金される、と公式ページに明記されていました。

公式が公開している無料体験7日間のタイムライン
Adobe公式のAfter Effects無料体験ページには「7日間の無料体験の仕組み」という項目があり、日数が図で説明されていました。実測した内容をそのまま表にします。
| タイミング | 公式ページの記述 | 実務でやること |
|---|---|---|
| 1日目 | 無料体験を開始します(7日間の無料体験) | 申し込み・インストール・その日から制作を開始 |
| 8日目 | 無料体験の終了後、料金の請求が開始されます | 続ける/やめるをこの日までに決めておく |
| 8〜21日目 | 14日間の返金保証 | やめる判断ならこの期間内に解約手続き |
| 21日目 | 購入後14日以内に解約すると全額返金されます | ここを過ぎると返金対象から外れる |
ポイントは「体験は7日間だが、実質の猶予は21日目まである」という構造です。公式には「すべての機能を十分にお試しいただけなかった場合もご安心ください」と添えられていて、返金保証はその救済という位置づけになっています。
ただしこれは「21日間無料で使える」という意味ではありません。8日目にいったん課金が走り、解約手続きをして初めて返金されます。放置したら普通に払い続けることになるので、そこは混同しないでください。
After Effects無料体験版の申し込み手順
入口はAdobe公式のAfter Effects製品ページ、または「After Effectsを無料で始める」ページの「無料で始める」ボタンです。手順は大きく5つ。
- 公式ページの「無料で始める」から体験版のプラン選択画面へ進む
- Adobe IDを作る(メールアドレスとパスワード)
- 支払い方法を登録する(クレジットカード/PayPal/Apple Pay/Google Pay/PayPayなどが並びます)
- Creative Cloudデスクトップアプリがダウンロードされる
- Creative Cloud内のAfter Effectsを選んでインストール
ここでつまずく人がいちばん多いのが3番目です。無料体験なのに支払い情報の登録を求められるので、そこで手が止まります。7日目を過ぎたら自動で本契約に移る設計なので、先に登録させる形になっているんですね。
逆に言えば、申し込んだ瞬間に「解約する日」をカレンダーに入れておけば、この仕組みは怖くありません。僕は体験版を入れる日に、6日目と7日目の朝にリマインダーを2本立てるようにしています。これだけで課金事故はほぼ防げるんですよ。
無料体験版でも書き出しはできる?ウォーターマークの扱い
いちばん質問が多いのがここです。結論から言うと、今回確認したAdobe公式の無料体験ページには、書き出し制限やウォーターマークについての記述は見当たりませんでした。書かれているのは「最新アップデートを含むフル機能のアプリをご利用いただけます」という一文です。
公式が「フル機能」と言っている以上、書き出しも含まれると読むのが自然です。ただ僕自身が2026年8月の体験版を新規で入れて書き出しを検証したわけではないので、断定はしません。ここは各自で申込ページの利用条件を一度確認してもらうのが確実です。
体験版を入れたら、初日のうちに10秒だけのコンポを作って書き出してみてください。
「7日目に大作を書き出そうとしたら想定外の挙動だった」がいちばん痛いパターンです。書き出しまで通ることを1日目に確認しておけば、残り6日を安心して制作に使えます。
解約を忘れると請求される金額
After Effects単体プランの体験版から自動で本契約に移った場合、8日目から月3,280円(税込・年間プランの月々払い)が請求されます。公式の無料体験ページに「7日間の無料体験の後は、3,280 円/月(税込)でご利用いただけます」と書かれている金額です。
Creative Cloud Proの体験版から入った場合は、最初の3か月が特別価格4,539円/月、4か月目以降が通常価格9,080円/月になります(いずれも税込・年間プラン月々払い)。
なお年間プランは契約期間の途中で解約すると条件が変わる場合があります。ここは契約タイプによって扱いが違うので、申込画面の利用条件を必ず自分の目で読んでから確定してください。プラン全体の構造はAdobe CC料金プランの全整理にまとめています。
3. After Effectsの無料体験7日間を無駄にしない使い方プラン
After Effectsの無料期間は7日間なので、「とりあえず起動して触ってみる」で3日溶かすと、判断材料がないまま8日目が来ます。初日にゴールを1本決めて、7日目までに書き出すところまで持っていくのがおすすめです。

DAY1-2:UIとキーフレームだけに集中する
最初の2日は機能を広く浅く触るより、コンポジション・レイヤー・キーフレームの3つだけに絞るのが結局いちばん早いです。この3つがAfter Effectsのほぼ全部の土台になっています。
四角いシェイプを1つ置いて、位置と不透明度にキーフレームを打って、イージングをかける。それだけで2日目までに「動かせる」感覚が手に入ります。キーフレームの考え方はAfter Effectsのキーフレーム解説で詳しく書いています。
ここでエフェクト一覧を上から順に試すのはやめておいてください。数百個あるので、7日間がそれだけで終わります。
DAY3-4:完成品を1本つくる(テキストアニメかロゴアニメ)
3日目からは「10秒の完成品を1本つくる」を目標にします。おすすめはテキストアニメーションかロゴアニメーション。素材が自分で用意できて、成果物が目に見えるからです。
テキストアニメはAfter Effectsの得意分野で、しかも案件で頻繁に使います。作り方の型はAfter Effectsテキストアニメーションの作り方にまとめてあるので、体験版期間中はこれを写経するだけでも十分な練習になります。
DAY5-6:自分のPCで書き出し時間を測る
ここが体験版でやる価値がいちばん高いパートです。After Effectsが自分のマシンで実用速度で動くかどうかは、無料期間中にしか確かめられません。
10秒のコンポにブラーとグローを重ねて、プレビューが何秒で回るか、書き出しに何分かかるかをメモしてください。ここが遅すぎると、契約してもストレスで手が止まります。
ついでに、実際の案件でよく使う機能も1つ試しておくと判断が正確になります。人物の切り抜きが多い人ならロトブラシの使い方あたりを触っておくと、7日目の判断がぐっと具体的になるんですよ。
DAY7:契約するかを3つの軸で決める
7日目は制作をやめて、判断に使います。判断の軸は3つで十分です。
- 7日間で1本、書き出しまで完走できたか(できていないなら、原因が時間なのか難易度なのかを切り分ける)
- 自分のPCで待ち時間にイラッとしなかったか(ここが致命的なら、先にマシンを見直す)
- 月3,280円を回収できる使い道が見えているか(案件・就職・作品づくりのどれでもOK)
3つとも「はい」なら契約、1つでも詰まっているなら一度解約して仕切り直す。解約しても作ったプロジェクトファイルは消えませんから、あとで再契約したときに続きから再開できます。そこは気楽に構えていいんですよ。
4. After Effectsの無料期間が終わったあとの料金ルート5つを比較
After Effectsの無料体験が終わったあとの選択肢は5つです。最小構成は単体プランの月3,280円、1年目の総額でいちばん安くなりやすいのは条件を満たせる人の学生・教職員版という構図になります。

以下はすべて2026年8月2日にAdobe公式プランページとデジハリ公式ページで実際に確認した価格です(税込・年間プランの月々払い)。
| ルート | 月額(税込) | 1年目の総額 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| After Effects単体プラン | 3,280円 | 39,360円 | AEだけ使う人・費用を最小にしたい人 | Photoshop等の他アプリは別料金 |
| Creative Cloud Pro | 4,539円→9,080円 | 95,337円(4か月目以降は月9,080円・通常年額は108,960円) | 20以上のアプリを横断で使う人 | 単体3本ぶんより高い/4か月目から通常価格に自動更新 |
| Creative Cloud Standard | 6,480円 | 77,760円 | 生成AI枠より本数を優先する人 | Proと内容差があるので要確認 |
| 学生・教職員版 CC Pro | 980円→2,180円 | 22,560円 | 在籍資格がある学生・教職員 | 資格確認あり/2年目以降4,180円 |
| デジハリ Adobeマスター講座 | — | 68,800円 | 資格がない社会人で1年分をまとめたい人 | 購入は1回限り・国内個人利用のみ |
ルート①:After Effects単体プラン(月3,280円)
無料体験からいちばん自然に続くルートです。年額に直すと39,360円。MV1本の制作費で余裕でお釣りが来ます。
デメリットは、PhotoshopやIllustratorを別途契約すると一気に割高になること。単体プランはどれも3,280円なので、3本契約した時点で月9,840円になり、20以上使えるCC Proの9,080円を超えます。ここが単体プランの損益分岐です。
AE単体の料金についてもっと細かく見たい人はAfter Effectsの料金まとめもどうぞ。
ルート②③:Creative Cloud ProとStandard
Creative Cloud Proは通常9,080円/月ですが、2026年8月2日時点で最初の3か月が50%OFFの4,539円/月になるキャンペーンが出ていました。4か月目以降は9,080円です。
Creative Cloud Standardは6,480円/月。1年で77,760円になります。ProとStandardは含まれる内容と生成クレジットの扱いが違うので、映像用途で必要なアプリが入っているかを申込前に確認してください。
AEに加えてPremiere ProやPhotoshopも並行して使うなら、単体を積み上げるよりProのほうが総額で有利になります。安く契約する手段の全体像はAdobe CCを安く買う3つの正規ルートにまとめました。
ルート④:学生・教職員版(初年度は月980円から)
在籍資格がある人には、これがいちばん強いルートです。公式ページの記載では最初の3か月が89%OFFの980円/月、4か月目以降が2,180円/月、2年目以降は4,180円/月となっていました。
1年目の総額を出すと、980×3+2,180×9=22,560円。単体プラン1年ぶんの39,360円より16,800円安く、しかも20以上のアプリが使えます。
ただし資格を満たした学生・教職員の方のみ利用可能と明記されています。条件の細かいところはAdobe CCの学割ルート比較で整理しています。
ルート⑤:デジハリ Adobeマスター講座(68,800円)
学生・教職員の資格がない社会人にとって、1年目の総額を落とせる現実的な手段がこれです。受講料68,800円(税込)にAdobe CCライセンス1年分が含まれます。
CC Pro通常の1年108,960円と比べると40,160円安く、初回3か月50%OFFを適用した95,337円と比べても26,537円安い計算です。デジハリ公式ページには「コンプリートプランに含まれるすべてのアプリケーションが利用可能」と書かれているので、もちろんAfter Effectsも含まれます。
3か月分の基礎動画教材も付いてきて、カリキュラムにはAfter Effects基礎(キーフレーム、アンカーポイント、モーションブラー、ロゴアニメーション制作など)とPremiere Pro基礎が含まれていました。
申し込む前に知っておく制約が4つあります。公式ページの申込欄に明記されている内容です。
- 2024年12月のAdobe規約変更により、教育ライセンス版の購入は1回限り。2024年12月以降に申し込んだ人は現在の規約では再申込できない
- 申込後45日以内に学習システムへログインしないと、Creative Cloudの利用が停止される場合がある
- ライセンスは個人としてのみ・日本国内でのみ利用可能(法人利用・海外受講は不可)
- 支払い完了後のキャンセル・返品には対応不可
なお受講料は2024年12月1日に39,980円から68,800円へ改定されています。古い記事に39,980円と書いてあることがありますが、今日時点の公式表示は68,800円です。講座の中身はデジハリAdobeマスター講座のレビューとデジハリの評判・口コミで掘り下げています。
5. After Effectsの代わりに無料で使えるソフトはどこまで代替できる?
After Effectsの代わりに無料で使える現実的な選択肢は、DaVinci Resolveの無償版とBlenderです。機能の一部は本当に置き換わりますが、AEを前提にした仕事のやり取りまでは置き換わりません。
DaVinci Resolve 無償版|Fusionページがモーショングラフィックスに対応
Blackmagic Designの公式ページによると、無償バージョンは60fpsまでのほぼすべての8-bitフォーマットとUltra HD 3840×2160までの解像度に対応し、マルチユーザーコラボレーションやHDRグレーディングもサポートしています。
編集・カラー・VFX・モーショングラフィックス・オーディオが1本に入っていて、無料でここまで来るのは正直すごいです。Fusionページはノードベースの合成環境で、AEのレイヤーベースとは考え方が違いますが、できることの重なりは大きいですね。
有償のStudio版は買い切り51,980円(税込)で、AIノイズ除去・Magic Mask・120fpsまでの10-bit・4Kを超える解像度などが追加されます。無償版との差はDaVinci Resolveの料金解説で細かく比較しました。操作の入り口はDaVinci Resolveの使い方からどうぞ。
Blender|3D側から攻めるなら無料で戦える
Blenderは3DCG統合環境で、完全に無料で使えるオープンソースソフトです。3Dのロゴアニメーションやモーショングラフィックスを作るという用途なら、無料のまま商用作品まで持っていけます。
ただし2Dの実写合成やテロップワークをBlenderでやるのは相当な遠回りです。AEが得意な「実写素材に文字と光を乗せる」系の作業とは、そもそも設計思想が違います。AEの3D機能との棲み分けはAfter Effectsの3D機能解説も参考にしてみてください。
代替できる範囲とできない範囲を正直に整理する
| やりたいこと | 無料ソフトでの代替 | 判定 |
|---|---|---|
| テキストアニメーション | Fusion/Blenderで作れる | 代替できる |
| キーイング・簡単な合成 | Fusionのノードで対応 | 代替できる |
| 3Dロゴ・3Dモーショングラフィックス | Blenderが得意 | 代替できる |
| AE用プラグイン資産の利用 | AE専用形式のため動かない | 代替できない |
| AEプロジェクト(.aep)での納品指定 | ファイル形式が違う | 代替できない |
| Premiere Proとのダイナミックリンク | Adobe内の連携機能 | 代替できない |
| Mogrt(モーショングラフィックステンプレート)の書き出し | Adobe固有の仕組み | 代替できない |
まとめると、「自分ひとりで完結する制作」は無料ソフトで戦えて、「他人とデータをやり取りする制作」でAfter Effectsが要るという線引きになります。
6. 【実体験】After Effectsの無料代替で僕が詰まった場面
ここは数字ではなく現場の話です。僕がAfter Effectsを手放せない理由は、機能そのものより「周りが全員AE前提で動いている」ことにあります。

機能が同じなら無料ソフトでもいい気がするんですけど、実際の現場だと何が違うんですか?
無料ソフトで詰まったのは「データを渡す瞬間」だった
僕はMV制作でAfter Effectsを使っていて、担当範囲はテロップ・ロゴアニメーション・実写素材への合成・簡単なロトスコープあたりです。ここは日常的に触っているので、体感として書けます。
Fusionも触ったことがあって、正直「これ、けっこう作れるな」というのが最初の感想でした。ノードに慣れれば合成の自由度は高いんですよ。1人で完結する案件なら、無料ソフトでも成立する場面は確実にあります。
詰まったのは制作中じゃなくて、データを渡す瞬間でした。「あとで色を直したいから編集データもください」と言われたとき、相手が開けるのはAEのプロジェクトファイルです。ここで一気に選択肢がなくなります。
チーム制作だと、テロップだけ別の人が担当することもあります。そのとき「AEで作ってあるならそのまま直せる」のと「別ソフトなので作り直し」では、スケジュールの重さがまるで違うんですよね。
プラグイン資産がAE前提で積み上がっていく
もうひとつが、時間が経つほど効いてくるプラグインの話です。グロー・パーティクル・トラッキング系のプラグインは、多くがAfter Effects専用形式で提供されています。
一度そのワークフローを組んでしまうと、無料ソフトに移るときにプラグイン込みで組み直しになります。ソフト代を浮かせたつもりが、作業時間で払うことになる。この構造は覚えておいて損がないです。よく使われるものはAfter Effectsのおすすめプラグインにまとめてあります。
無料体験の7日間で僕が失敗したこと
最後に反省をひとつ。僕が最初に体験版を入れたときは、チュートリアル動画を追いかけるだけで5日を使い、6日目に自分の素材を入れて初めて重さに気づきました。
チュートリアルの素材は軽く作られているので、そのままだと自分のマシンの実力が測れません。体験版に入れるべきは、自分がこれから扱う本番の素材です。ここだけは先にお伝えしておきたかったんです。
独学の進め方全般は動画編集の独学ロードマップにまとめてあるので、7日間の学習設計に迷ったらそちらも見てみてください。
7. After Effectsを無料で試したあとの予算別おすすめルート
After Effectsの無料体験が終わったあとは、「使うアプリの本数」と「在籍資格の有無」の2つでルートがほぼ決まります。予算別に整理しておきますね。
月3,000円台に抑えたい → After Effects単体プラン
使うのがAfter Effectsだけなら、単体プランの3,280円/月が素直な答えです。やめたくなったときの損失も最小で済みます。まず1年やってみて、他アプリが要るようになってから乗り換えれば十分間に合います。
学生・教職員の資格がある → 迷わず学生・教職員版
在籍資格があるなら、1年目22,560円で20以上のアプリが使えるルートを選ばない理由がほぼありません。単体プラン1年ぶんより安いのに、PhotoshopもPremiere Proも付いてきます。
ただし2年目以降は4,180円/月に上がります。在学中に作品と実績を作り切るつもりで使い倒すのがおすすめですよ。
社会人で1年分をまとめて安くしたい → デジハリ Adobeマスター講座
在籍資格がない社会人にとって、1年目の総額を大きく落とせるのがこのルートです。68,800円でCC 1年分と基礎動画教材3か月分。CC Pro通常の108,960円と比べて40,160円の差になります。
After Effects基礎のカリキュラムにキーフレーム・アンカーポイント・ロゴアニメーション制作が入っているので、無料体験で「独学だと迷子になる」と感じた人には相性がいいと思います。
デジハリ・オンラインスクール Adobeマスター講座
68,800円(税込)/Adobe CC ライセンス1年分+基礎動画教材(受講期間3ヶ月)※2026年8月2日時点。教育ライセンスの購入は1回限り・日本国内の個人利用のみ
After Effectsの無料体験が合う人・合わない人
- 動画編集を仕事にしたい人(クライアントとのデータのやり取りでAEが前提になりやすい)
- Premiere Proをすでに使っていて、モーショングラフィックスを足したい人
- 7日間で1本作り切る時間をまとめて確保できる人
- 学生・教職員の資格があって、初年度980円から始められる人
- 今月まとまった作業時間が取れない人(7日間を空回りで消費するのがもったいない)
- 趣味の範囲で完結し、他人にデータを渡す予定がない人
- 3D表現がメインで、Blenderのほうが目的に近い人
- まずカラーグレーディングと編集を覚えたい人(DaVinci Resolve無償版が向く)
どちらが優れているという話ではありません。7日間という制限があるからこそ、自分の状況に合うタイミングで押すのがいちばん得します。今週バタバタしているなら、来月の落ち着いた週に体験版を入れてください。
8. After Effectsの無料利用に関するよくある質問
After Effectsを無料で使いたい人からよく出る疑問を、短く答えていきます。回答はすべて2026年8月2日時点の公式ページの記述にもとづいています。
After Effectsの無料体験は何日間使えますか?
7日間です。公式ページのタイトルも「After Effectsを7日間無料で始める」となっていました。8日目から請求が始まり、請求開始後14日以内に解約すれば全額返金と記載されています。
After Effectsの無料体験期間は延長できますか?
公式ページのよくある質問に「無料体験期間を延長するにはどうすればよいですか?」という項目自体は用意されていましたが、回答の本文は今回の確認では取得できませんでした。延長の可否はAdobe公式ページで直接ご確認ください。
After Effectsの無料体験でも書き出しできますか?
公式には「最新アップデートを含むフル機能のアプリをご利用いただけます」と書かれています。書き出し制限やウォーターマークに関する記述は、今回確認した公式ページには見当たりませんでした。心配な人は初日に短いコンポで書き出しを試してみてください。
体験版だけ使って解約すれば無料で済みますか?
7日以内に解約すれば請求は発生しない設計です(公式表記は「無料体験期間が終了するまで請求されません」)。ただし解約手続きをしなければ8日目から自動で課金されます。申し込みと同時にリマインダーを設定しておくのが安全です。
学生でなくてもAfter Effectsを安く使えますか?
使えます。社会人なら単体プランの月3,280円か、1年分で68,800円のデジハリ経由が現実的な安値ラインです。セール時期を狙う手もあるので、時期の傾向はAdobeセールの時期まとめで確認してみてください。
9. まとめ|After Effectsの無料ルートとその後の現実的な選択
After Effectsを無料で使う道は7日間の体験版1本ですが、その7日間の使い方しだいで、その後1年の学習効率も出費もかなり変わります。最後に要点を並べておきます。
- After Effectsを無料で使える正規ルートは7日間の体験版だけ。恒久無料版も買い切り版もない
- 体験版は公式表記で「フル機能」。8日目から請求開始、請求後14日以内の解約で全額返金
- 7日間は「1本を書き出しまで完走」をゴールにする。自分の本番素材を入れて重さを測る
- 無料期間後の1年目総額は、単体39,360円/CC Pro割引適用95,337円/学生・教職員版22,560円/デジハリ68,800円
- 無料代替はDaVinci Resolve無償版とBlender。1人で完結する制作は代替できるが、AEデータでの受け渡しは代替できない
- クラック・格安シリアルなどの非正規ルートは、マルウェアと権利トラブルの入口。手を出さない
デジハリ・オンラインスクール Adobeマスター講座
68,800円(税込)/Adobe CC ライセンス1年分+基礎動画教材(受講期間3ヶ月)※2026年8月2日時点。CC Pro通常1年108,960円との差額は40,160円
After Effectsを無料で使えるのは7日間だけです。でもその7日で「自分はこれで作りたいのか」がはっきりするなら、ものすごく価値のある7日になるんですよ。
逆に、まだ時間が取れないなら無理に押さなくて大丈夫。After Effectsの無料体験は、腰を据えて向き合える週にこそ効きます。準備ができたら、まずは10秒の1本から始めてみてください。一緒に映像で食べていける仲間になりましょう!
